福岡ソフトバンクがカード初戦を制し首位浮上 有原航平が8回1失点と好投

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2023.6.23(金) 21:11

福岡ソフトバンクホークス・有原航平投手(C)パーソル パ・リーグTV
福岡ソフトバンクホークス・有原航平投手(C)パーソル パ・リーグTV

 6月23日、PayPayドームで行われた福岡ソフトバンクとオリックスの第10回戦は、7対1で福岡ソフトバンクが勝利。首位攻防3連戦の初戦を制した。

 福岡ソフトバンク先発の有原航平投手は初回、テンポよく2死を取ったところで森友哉選手にソロ本塁打を浴び、先制を許す。しかし1回裏、先頭の中村晃選手が安打で出塁すると、2死2塁から柳田悠岐選手に同点打が生まれ、すぐさま試合を振り出しに戻した。

 打線は続く2回裏にも、1死2、3塁の好機を演出。中村晃選手、牧原大成選手の連続適時打、近藤健介選手の犠飛で3点を追加し、序盤から難敵・山本由伸投手を攻略した。

 試合開始直後に点を取り合った両チームだが、3回以降は一転して淡々とした試合展開に。有原投手が危なげなくスコアボードにゼロを並べる一方で、鷹打線も5イニングを2安打に抑え込まれた。

 試合が再び動いたのは8回裏。無死1塁から柳田選手が左中間を破る適時二塁打を放ち、待望の追加点を奪った。栗原陵矢選手のセンターへの一打などでさらに2点を追加、迎えた9回表を甲斐野央投手が締め、7対1で試合終了。

 福岡ソフトバンクは、先発した有原投手が8回3安打無四死球1失点の快投で今季2勝目。11安打7得点と打線も機能し3連勝を収め、リーグ首位に浮上した。敗れたオリックスは、山本投手が2回までに今季ワーストの4失点。とはいえ、調子が思わしくない中でも6回を投げ切り、先発としての役割は果たした。

  123456789 計
オ 100000000 1
ソ 13000003X 7

オ ●山本由伸-山田修義-宇田川優希
ソ ○有原航平-甲斐野央

文・吉村穂乃香

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