【ファーム】田上奏大が7回4安打0封の好投。小林珠維に決勝打が生まれた若鷹が勝利

パ・リーグ インサイト

2022.7.15(金) 16:11

福岡ソフトバンクホークス・田上奏大投手(C)パーソル パ・リーグTV
福岡ソフトバンクホークス・田上奏大投手(C)パーソル パ・リーグTV

 7月15日、杉本商事バファローズスタジアム舞洲で行われたオリックスと福岡ソフトバンクのウエスタン・リーグ公式戦、第18回戦は4対2で福岡ソフトバンクが勝利した。

 福岡ソフトバンクの先発は田上奏大投手。初回、1死1、2塁のピンチをしのぐと、6回裏まで得点圏に走者を許さず。4失点を喫した8日の阪神戦とは打って変わり、7回83球4安打2四球2奪三振無失点とオリックス打線を封じた。

 一方の打線は相手先発・竹安大知投手の前に5回まで無得点と沈黙。田上投手を援護することができず、0対0のまま試合は終盤へ突入した。

 8回表、福岡ソフトバンクがついに均衡を破る。2死から九鬼隆平選手が安打を放つと、続く小林珠維選手がライトオーバーの適時三塁打で先制。さらに緒方理貢選手は適時打、代打・正木智也選手も2点適時二塁打を放ち、この回一挙4得点を挙げた。

 8回裏を新型コロナウイルス感染から復帰した藤井皓哉投手が2奪三振無失点に抑えると、9回裏は泉圭輔投手が2失点したが、ここを踏ん張り試合終了。田上投手は4勝目をマークしている。

 敗れたオリックスは、先発の竹安投手から2番手・吉田凌投手、3番手・宇田川優希投手と中盤までは投手陣が粘ったが、8回につかまった。打線も9回裏に大下誠一郎選手の適時打などで詰め寄ったが、反撃開始には少し遅かった。

  123456789 計
ソ 000000040 4
オ 000000002 2

ソ ○田上奏大-藤井皓哉-泉圭輔
オ 竹安大知-吉田凌-宇田川優希-●村西良太-山田修義-前佑囲斗

文・小野寺穂高

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