東北楽天が球団史上初の「8」連勝! 西川遥輝が同点打、鈴木大地の逆転弾で決める

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2022.5.6(金) 21:17

東北楽天ゴールデンイーグルス・鈴木大地選手(C)パーソル パ・リーグTV
東北楽天ゴールデンイーグルス・鈴木大地選手(C)パーソル パ・リーグTV

 5月6日、京セラドーム大阪で行われたオリックスと東北楽天の第4回戦は、3対2で東北楽天が勝利した。

 東北楽天は初回、浅村栄斗選手が第6号ソロを放ち、幸先よく先制した。しかし直後の1回裏、先発・瀧中瞭太投手が西野真弘選手、宗佑磨選手、吉田正尚選手に3連打を浴び1失点。なおも1死1、3塁の場面で頓宮裕真選手に犠飛を打たれ、逆転を許す。

 4回表には浅村選手が四球を選び、マルモレホス選手の安打で2死1、2塁と一打逆転のチャンスを得たが、鈴木大地選手が三振に倒れ、得点ならず。以降も反撃の糸口がつかめず、無得点が続いた。

 再び試合が動いたのは8回表。田中和基選手が死球で出塁すると盗塁などで3塁へ。この場面で得点圏打率が4割を超える西川遥輝選手が勝負強さを見せる適時三塁打を放った。2番手・ビドル投手を攻略し、終盤に東北楽天が同点に追い付く。

 8回裏をブセニッツ投手が無失点でつなぐと、9回表には鈴木大地選手に値千金の今季第1号が生まれ、勝ち越しに成功した。9回裏を松井裕樹投手が3者連続三振で締め、3対2で試合終了。

 勝利した東北楽天は終盤に粘りを見せ、引き分けを挟んで8連勝。先発の瀧中投手は、先制点の直後に逆転を許すなど6回7安打2失点の投球内容。「前回も序盤に失点してしまっていたので、なんとか切り抜けたかった」と悔しさを口にした。2番手のブセニッツ投手が今季初勝利をマークしている。

 一方敗れたオリックスは、リリーフ陣が精彩を欠いた。先発の田嶋大樹投手が7回101球3安打9奪三振1失点の好投も今季初勝利とはならず。チームは5連敗となった。

  123456789 計
楽 100000011 3
オ 200000000 2

楽 瀧中瞭太-石橋良太-弓削隼人-○ブセニッツ-S松井裕樹
オ 田嶋大樹-ビドル-●平野佳寿

文・北村彩実

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