【埼玉西武紅白戦】ドラ1隅田知一郎、ドラ2佐藤隼輔がともに好投。鈴木将平は2試合連続マルチ安打

パ・リーグ インサイト

2022.2.17(木) 15:37

埼玉西武ライオンズ・隅田知一郎投手(C)パーソル パ・リーグTV
埼玉西武ライオンズ・隅田知一郎投手(C)パーソル パ・リーグTV

 2月17日、南郷スタジアムで行われた埼玉西武の紅白戦は、6イニング制で行われ3対3の引き分けに終わった。

 初回、紅組は白組先発の高橋光成投手を攻め立てる。森友哉選手とブランドン選手の適時打、さらに暴投で3点を先制した。紅組先発のドラフト2位ルーキー・佐藤隼輔投手は、先頭の山川穂高選手に安打を許しながらも、併殺を奪い3人で抑える上々のスタート。2回裏には味方の失策やボークもあり1点を失ったが、後続を断ち2回を2安打1失点にまとめた。

 対する白組は、2回裏に鈴木将平選手の犠飛で1点を返す。3回裏には先頭の山田遥楓選手が安打から盗塁を決め、金子侑司選手、愛斗選手の連続適時打で同点に追いついた。3回表からはドラフト1位ルーキー・隅田知一郎投手が紅白戦初登板。2回3奪三振無失点の好投を見せると、5回表は森脇亮介投手が2奪三振を含む3者凡退と完璧なピッチングを披露した。

 一方、紅組の2番手・與座海人投手は2回を4安打2四死球2失点と苦しいマウンドに。3番手の増田達至投手は1回を無安打無失点の好投でつないだ。最終6回裏に登板した井上広輝投手は無死2、3塁とサヨナラのピンチを招くも、後続をなんとか打ち取り試合終了。3対3の引き分けとなった。

 白組先発の高橋光成投手は制球に苦しみ2回3失点と、修正が求められる結果に。打線では、白組・鈴木選手が前日に引き続いてのマルチ安打となる、2打数2安打1打点と猛アピールを見せた。また、隅田投手・佐藤投手のドラフト1、2位投手陣はそれぞれ2回を投げともに好投。復活を期す森脇投手も完璧なピッチングを披露した。

  123456 計
紅 300000 3
白 012000 3

紅 佐藤隼輔-與座海人-増田達至-井上広輝
白 高橋光成-隅田知一郎-森脇亮介-田村伊知郎

文・波多野瞭平

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