山崎颯一郎が5回1失点の投球も打線が沈黙。3連敗で東京ヤクルトに王手をかけられる

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2021.11.24(水) 21:03

オリックス・バファローズ・山崎颯一郎投手(C)パーソル パ・リーグTV
オリックス・バファローズ・山崎颯一郎投手(C)パーソル パ・リーグTV

 11月24日、東京ドームで行われた東京ヤクルトとオリックスの「SMBC日本シリーズ2021」第4回戦は、1対2でオリックスが惜敗した。

 オリックスの先発は山崎颯一郎投手。自身初となる日本シリーズの舞台、注目の初回は無失点で切り抜ける。しかし2回裏、前日決勝弾を放っている先頭のサンタナ選手に2試合連続の本塁打となる先制ソロを浴び、オリックスは序盤から追いかける展開となる。

 一方の打線は、東京ヤクルト先発・石川雅規投手のコーナーをつく投球に苦戦し、5回表まで得点圏に走者を進めることができない。6回表には、相手の守備のミスも絡み試合を振り出しに戻し、なおも中軸という場面を迎えたが、吉田正尚選手が内野フライに倒れ同点止まり。1対1のまま継投へ入る。

 しかし2番手の増井浩俊投手が6回裏、2死から1、2塁のピンチを背負い降板。右の強打者に強い比嘉幹貴を送り込むが、オスナ選手に勝ち越しの適時打を浴び、再び1点ビハインドの展開に。7回表、8回表は走者こそ出すも得点につながらず、1対2のまま試合は9回へ突入する。

 9回表は1死から吉田正選手が出塁し、2死2塁の好機を演出したが、一打同点の場面で迎えた5番・T-岡田選手が内野ゴロに倒れ、1対2で試合終了。

 敗れたオリックスは3連敗で東京ヤクルトに王手をかけられる。先発の山崎颯投手は5回4安打5奪三振1失点と粘りの投球を見せるも、前試合に続き中盤以降に逆転を許す展開に。打線も散発6安打と投手陣に応えられなかった。勝利した東京ヤクルトは前試合に続き接戦を制し3連勝。先発の石川投手が6回1失点(自責0)と流れをつくった。

  123456789 計
オ 000001000 1
ヤ 01000100X 2

オ 山崎颯一郎-●増井浩俊-比嘉幹貴-富山凌雅-ヒギンス
ヤ ○石川雅規-石山泰稚-清水昇-Sマクガフ

文・小野寺穂高

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