【ロッテ】佐々木朗希、自己最多123球も6回途中5失点で今季2敗目「思うように投げられなかった」…自己ワースト5四球

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2024.5.10(金) 22:26

佐々木朗希

◆パ・リーグ 日本ハム6―3ロッテ(10日・エスコンフィールド)

 ロッテの佐々木朗希投手が、初のエスコンのマウンドで自己最多123球を投げたが、6回途中8安打、自己ワーストタイ5失点で今季2敗目を喫した。自己ワースト5四球と制球に苦しんだ右腕は「思わないような結果になりました。思うように投げられなかったですね。(自己最多の球数は一つ収穫?)いや…、そんなことはないと思います」と言葉少なに帰路についた。

 初回、先頭の細川を144キロのフォークで空振り三振にすると、わずか9球で3者凡退と上々のスタートを切った。だが、2回先頭・マルティネスには外角高めの156キロの直球を右翼のブルペンに運ばれ、先制ソロを被弾。4回にも四球などで1死二、三塁のピンチを招いたが、二塁・藤岡の好守にも救われ、無失点で切り抜けた。

 ソトの逆転2ランなどで2点のリードをもらった佐々木だったが、6回に1死二、三塁のピンチを招くと、2死から2番・松本に右前2点適時打を許し、同点に追いつかれた。続く郡司にも自己最多123球目を右前に運ばれ、2死一、三塁としたところで降板。ベンチに引き揚げると、床を蹴るようなしぐさを見せ、怒りをあらわにした。

 マウンドを引き継いだ2番手・岩下も悪い流れを止められず、2死満塁から走者一掃の3点適時二塁打を浴びた。チームの連勝は「4」でストップ。吉井監督は「(佐々木は)今日は調子が悪そうでしたね。(珍しく、どの球種も制球に苦しんだ?)初めて見ましたね。できれば、6回いってほしかったけども、結果的にはちょっと引っ張りすぎたので、あそこは私の判断ミスです」と話した。

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