【オリックス】ルーキー・古田島成龍のド派手ガッツポーズをグッズ化検討 SNSでは「毎回優勝」と話題

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2024.5.10(金) 05:00

ド派手なガッツポーズが話題の古田島成龍

 オリックスのドラフト6位・古田島成龍投手(24)の“胴上げ級ガッツポーズ”のグッズ化が検討されていることが9日、分かった。ピンチを脱出した時のド派手なリアクションがSNSで「毎回優勝」などと話題になっており、球団のグッズ担当者は「全身で喜びを表現したガッツポーズは私たちも注目しています。商品化に向けてキャッチフレーズなども考えていければ」と明かした。

 最初に注目を集めたのが、4月20日のソフトバンク戦(ペイペイD)。延長11回に登板して3四球を与えたが、2死満塁、フルカウントの窮地で牧原を二飛に仕留めた。跳びはねて絶叫し、帽子を地面にたたきつけんばかりに感情が爆発。昨春のWBCで世界一を決めた時の大谷(ドジャース)をほうふつとさせた。同担当者は「ファンの皆様と喜びを共有できる」と捉え、掲げやすいメッセージ入りのフェイスタオルなどがグッズ化の候補になりそうだ。

 古田島自身に対する反響も大きく、「『優勝している(ぐらい派手)』と言われます」と照れ笑い。オーバーアクションは「相手に失礼になってしまう」と理解するものの、「それぐらい必死で…」と抑え切れないという。

 プロ初登板から7試合無失点。リリーフ陣は守護神・平野佳ら主力の離脱が相次ぎ、ドラ6新人にかかる期待は大きい。4月30日には第一子となる長女も生まれ、気合は入る一方だ。“胴上げ級ガッツ”が、オリ党と喜びを分かち合う新名物になるかもしれない。(小松 真也)

 ◆古田島 成龍(こたじま・せいりゅう)1999年6月29日、茨城県生まれ。24歳。取手松陽でエースを務めたが、3年夏は右肩痛で一塁手。中央学院大では2年春から登板し、4年秋の明治神宮大会で優勝に貢献した。日本通運では23年の都市対抗で8強入り。同年のドラフト6位でオリックスに入団した。最速152キロの直球を武器にカットボール、チェンジアップ、フォークなどを操る。175センチ、85キロ。右投右打。年俸700万円。

 ◆オリックスの主な特別グッズ

 ▽北斗の拳 杉本が人気漫画「北斗の拳」のラオウに憧れていたことから、22年にコラボグッズが発売されて定着。作中の名言をアレンジした「我がスイングに一片の悔いなし」のデザインTシャツやトートバッグなどが商品化された。

 ▽キングオブコンビ 19年開始の夏ポスター企画の一環で、昨年は選手らが漫才コンビに変身。岡山の実家が隣同士の頓宮と山本(現ドジャース)の「おとなりさん」など、実際にありそうなネーミングがSNSで話題に。ステッカーやキーホルダーなど売り切れが続出した。

 ▽宮城くんとろーたん 大の仲良しの宮城と佐々木(ロッテ)のコラボタオルなどが昨年7月に発売。球団の垣根を越えた人気アイテムとなった。

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