◆パ・リーグ　ロッテ６―１西武（７日・ＺＯＺＯ）

　風に泣かされた。０―０の５回２死一、二塁。ソトが右中間方向へ高々と打ち上げた飛球は左翼方向から吹き付ける１０メートル超の強風に流されて、右翼・若林の前にポトリ。適時三塁打になって２点を先制された。松井監督は「風は頭には入っていますし、マリンの名物ですからね」と振り返ったが、この不運な一打が最後まで響いた。

　先制点を挙げてボーを援護したかった打線は５回まで毎回得点圏に走者を送りながらも、あと１本が出なかった。得点は前日に続き、中村剛のソロ本塁打による１点だけ。「チャンスは作れていますからね。（金子）侑司にしても、ゲン（源田）にしても、トノ（外崎）もよくなってきているとは思うし」と指揮官は主力の復調に期待をかける。

　借金は今季最多タイの１０にふくらんだが、うち４敗はソフトバンクで６敗はロッテ。「（ロッテには）全部やられていますからね」と指揮官。苦手を作っていることが、ここまでの成績に表れている。

関連ニュース

・【西武】中村剛也が史上１０位タイの４７６本塁打「打ててよかったです」
・【西武】２０２４年　年俸一覧
・怪物がうなった西武ドラ１左腕のすごさ
・３年目左腕の隅田知一郎が結婚「たくさん支えてもらったのでこれからは僕が一生かけて支えていきます」
・ＮＰＢ最重量１２５キロも大食い否定