【ソフトバンク】ギータファン・仲田慶介が「羊肉の日」にジンギスカンパワーでプロ初安打

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2024.4.30(火) 05:00

9回2死一、二塁、柳田悠岐が逆転サヨナラ3ランを放ち、ホームインする(カメラ・馬場 秀則)

◆パ・リーグ ソフトバンク5×ー4(29日・みずほペイペイドーム福岡)

 ソフトバンクがプロ野球16度目の3試合連続サヨナラ勝ちで、福岡移転後の通算2500勝を飾った。2点を追う9回、柳田悠岐外野手(35)がお釣りなしの逆転サヨナラ3ランをカッ飛ばし、チームを今季最長の6連勝に導いた。

 柳田は今季25試合のうち22試合が右翼でのスタメン。指名打者での先発が半数近かった昨季に比べ、守備に就く試合が激増した。「全然ごはん食べられてない」と疲労で十分に食事ものどを通らない日々のなか、「おいしかったです」と振り返るのがジンギスカン。北海道遠征中の16日夜、福岡市出身で「羊って食べられるんですか?」という世間知らずの後輩を食事に連れ出した。7回にプロ初安打を放った3年目の仲田だ。

 少年時代からギータのファンだった仲田は「ジンギスカンをごちそうしてくれたので、その力かなと思います」と記念球を見つめた。くしくもこの日は4・29の語呂合わせで「羊肉の日」。プロ通算1571安打の大先輩もこれは知らなかったようで、「え、そうなんですか?」と笑った。2人にとって、生涯忘れることのない記念日になったはずだ。(昌)

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