「俺についてこいって投げる姿で見せていた」連敗止めたロッテ・小島の背中に解説陣が感じる頼もしさ

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2024.4.29(月) 06:20

ロッテ・小島和哉 (C) 産経新聞社

◆ 今季最多援護を背に7回1失点!

 ロッテは28日、本拠地での楽天戦に10-1で勝利し連敗が「7」でストップ。先発した小島和哉は7回1失点の内容で今季2勝目をマークした。

 前回登板では7.2回2失点の力投も敗戦投手となっていた小島は、この日も初回からテンポの良い投球で4回までスコアボードに「0」を刻む快投を見せていく。

 5回に内野ゴロで1点を失ってしまったものの、大量援護にも恵まれ7回108球1失点、5安打・4三振・無四球の内容でマウンドを後に。持ち前の変化球のキレと制球力を存分に発揮した投球で、チームの連敗を止めてみせた。

 試合後はお立ち台で「連敗を止めようってよりかは、今日から連勝するぞっていう風に気持ちを持って行って頑張りました」と力強い言葉を残したロッテの左腕エースについて、同日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した斎藤雅樹氏は「内容的にはそんなに悪くなかった訳ですから、本人が言っていたようにこれから連勝を目指して欲しい」と開口一番称賛。

 また同じく出演した齊藤明雄氏も「“俺についてこい”って投げてる姿で見せていましたね」と頼もしさに目を細めると、続けて「負けてこんでも投げなければいけない存在なので、今日から連勝するために投げたという気持ちが先発には必要じゃないかなと思います」とコメント。

 苦しいチーム状況に飲まれるどころか自分がチームを引っ張ろうとする精神力を称え、投手としてのあるべき姿を見せた小島に改めて熱視線を浴びせた。

 今季は2年連続で開幕投手を務めると、ここまでローテーションの中心としてチームトップの33.2回を投げて防御率2.41の好成績を残している小島。チームでは唯一3年連続で規定投球回数をクリアしており、その高い安定感と頑丈さはもはやチームにとっては無くてはならない存在となっている。2010年以来の日本一へ向け、今後も小島の投球に注目していきたい。


☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』



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