楽天・早川隆久、木更津総合時代夏の甲子園で敗れた西武・今井に雪辱へ「達也の存在がプロ目指すきっかけ」

スポーツ報知

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2024.3.29(金) 05:50

キャッチボールで調整する早川(カメラ・池内 雅彦)

 29日の西武戦(楽天モバイル)で開幕投手を務める楽天・早川隆久投手(25)が28日、西武・今井へ“リベンジ”を誓った。木更津総合時代の16年夏の甲子園準々決勝で今井擁する作新学院に1―3で敗戦。早大を経て楽天に入団した左腕は「達也の存在が大学で頑張ってプロを目指そうと思ったきっかけになった。世代を代表する投手と大きな舞台で投げ合えることは感慨深い」と、同い年のライバルとの初対決に意欲を示した。

 昨年11月には2人そろって侍ジャパンに選ばれた。普段は今井を「たっちゃん」と呼び、早川は「たかぴー」と呼ばれる関係だが、試合は別。「特別な一戦。しっかり投げ勝ちたい」と、21年から楽天相手に9連勝中の楽天キラーに投げ勝つ意気込みを口にした。

 この日は楽天モバイルで最終調整。「いい結果を残して東北に元気を与えられれば」。球団創設20周年の節目。使命感を胸にオープニングゲームのマウンドに上がる。(太田 和樹)

 【楽天記録メモ】早川が初の開幕投手。球団で大役を務めるのは8人目だが、左腕は初めて。西武との開幕戦に先発で勝った左投手は、79年の鈴木啓示(近鉄)が最後。以降は7人が先発して--●--●-と勝ち星なし。西武戦で左腕の開幕投手が白星なら45年ぶり。

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