セ・リーグで最も安定してイニングを投げている投手は…
現代のプロ野球では、投手は“分業制”となっている。何十年も前では、その日先発した投手が翌日の試合も登板したり、リリーフに回ったりすることがあったが、今ではケガのリスクが大きいため、ほとんどすべてのチームで、先発投手とリリーフ投手の役割が分けられている。先発投手が90から120球前後を目安に投球をし、試合状況に応じて後のイニングをリリーフの投手が抑えるというのが最も一般的な形といえる。
失点を喫してもある程度イニングを投げることが計算できる投手はどの球団にも重宝される存在だ。もちろん内容がいいに越したことはないが、どの投手にも調子や体調の波があり、登板試合すべてでベストなわけではない。悪い時に悪いなりに試合を作ることができる投手は、リリーフを休ませることや、準備のタイミングが読みやすくなることにつながり、負担を減らすことができる。
今季20試合以上の先発登板をしているピッチャーが、先発登板時に平均何イニング投げているのか...