10月30日、甲子園で行われた阪神と福岡ソフトバンクの「SMBC日本シリーズ2025」第5戦は、3対2で福岡ソフトバンクが勝利。5年ぶり12度目の日本一に輝いた。
中4日で登板した福岡ソフトバンクの先発・有原航平投手は2回裏、2四球で2死1、2塁とピンチを招くと、坂本誠志郎選手の適時打で先制を許す。援護がない中で粘りの投球を続けたが、5回裏、2死1、2塁としたところで降板。続いて登板したヘルナンデス投手だったが、佐藤輝明選手に適時打を浴びて追加点を与えてしまう。
打線は相手先発・大竹耕太郎投手の前に4回まで無安打。その後もチャンスをつくりながら、あと一本が出ない展開が続く。しかし8回表、3番手・石井大智投手から柳田悠岐選手が逆方向への2ランを放ち、同点に。8回、9回は藤井皓哉投手と杉山一樹投手でつなぎ、試合は延長戦...