10月12日、京セラドーム大阪で行われたオリックスと千葉ロッテの第23回戦は、2対2の引き分けで試合終了。今季最後の首位攻防カードは、両軍一歩も譲らぬドローで幕を開け、オリックスがマジック点灯へ一歩前進した。
オリックス先発の田嶋大樹投手は、3回までを2安打無失点に抑えるまずまずの立ち上がりを披露。しかし4回表、レアード選手に先制弾を被弾すると、6回表には無死3塁から中村奨吾選手の適時打を浴び、リードを2点に広げられた。
一方の打線は、要所での犠打失敗や併殺打も響き、7回まで無得点に抑え込まれる。しかし8回裏、太田椋選手の安打などで、2死1塁と一発出れば同点の場面をつくると、宗佑磨選手の打球は高々と舞い上がって右翼席に着弾。この試合2併殺打の悔しさを晴らす同点2ランで試合を振り出しに戻し、ベンチでは...