育成選手で入団した千葉ロッテの柿沼友哉選手は、プロ3年目の今季、初めて開幕一軍の座をつかんだ。しかし、一軍の試合に出場することなく4月4日に二軍落ちとなった。
「開幕戦の独特な雰囲気が味わえたのは、良かったんですけど…」と切り出した柿沼選手は、「結局1試合も出られずにファームに落ちたので、悔しいですけど、なんていうんですかね。ミスをして落ちたわけではないので、もともと試合に出られず、出番がないので落とされてしまった。実力不足なのかなというところで、悔しい部分しかない。悔しさしか残らない5日間だったかなという感じです」と一軍での生活を振り返った。
ただ、オープン戦は一軍に帯同し、主力投手の球を受ける機会も多かった。「オープン戦は一軍の当落線上のピッチャーもいる中で、年の近いピッチャーが一生懸命抑えて、その中で良いものをちょっとは出せたのかなという感じはあります」と手応え...