プロになったら、年齢は関係ない。千葉ロッテ・柳虎士郎選手は、「eBASEBALL全国中学高校生大会 -共同通信デジタル杯-」で優勝した現役高校生のプロプレイヤーだ。彼の驚くべき点はプレイ歴わずか数カ月でプロになったところだろう。なぜ、彼はパワプロを始め、そしてプロになったのか。
きっかけは他のゲームの憧れのプレイヤーから。わずか半年でプロになれた背景
柳選手はもともと、パワプロとは別のゲームを熱心にプレイしていた。そのゲームでトッププレイヤーだった憧れの人は巨人の吉田友樹選手。そんな吉田選手がプロリーグに参加すると、試合を見ているうちに「自分もやってみたい」と思い、小学生の頃に少しだけやっていたパワプロを2019年の1月から本格的に始めた。
本格的に取り組むと、すぐに結果が出た。夏場に行われた「eBASEBALL全国中学高校生大会 -共同通信デジタル杯-」で優勝を飾ると、そのまま「eドラフト会議」で千葉ロッテから4巡目で指名を受け、憧れの吉田選手と同じプロの舞台に立つことになった。
「ここまでこれたのは周りの人たちの支えや教えのおかげ。師匠にあたる福岡ソフトバンクホークスの三好航太郎選手にパワプロを始めた当初に一から教えてもらったりもしました。本当に周りの人のお...