初めてのキャンプで、それぞれの課題に向き合う千葉ロッテのルーキーたち。彼らがお互いをチームメイトと認識してから、まだ3カ月ほどしか経っていない。しかし、年齢やポジションは違っても、同じ年に同じチームに指名されたことも、きっと何かの縁だ。
ここでは、この厳しい世界を生きていく「同期」の絆の萌芽に触れるべく、千葉ロッテの2019年度新入団選手全員に、自分以外のルーキー1名を紹介してもらった。インタビュー動画は「パーソル パ・リーグTV」で公開している。
お互いをリスペクトする2人の高卒スラッガー
千葉ロッテのルーキーのうち、高卒野手にあたるのは藤原恭大選手(1位・大阪桐蔭高)と山口航輝選手(4位・明桜高)の2人だけだ。まだあどけなさの残る18歳ながら、ともに180センチ超の立派な体格を持つ彼らには、相手の第一印象や呼び名について紹介してもらった。
【藤原恭大選手】→【山口航輝選手】
「山口の第一印象は、身体が大きくてスケールの大きい選手だなと。今はぐっさんと呼んでいます。バッティングが一番の魅力です。長距離バッターで、本当に打球が飛ぶので、そこをファンのみなさんに見てもらいたいですね」
「ぐっさんへ。これから一緒に頑張っていきましょう」
【山口航輝選手】→【藤原恭大選手】
「藤原は走・攻・守三拍子揃っていて、とても素晴らしい選手だと思っています。これからは恭大か藤原、呼びやすい方で呼んでいき...