千葉県鎌ケ谷市に、北海道日本ハムの二軍の本拠地兼練習施設、「ファイターズ鎌ヶ谷スタジアム」がある。鎌ヶ谷市の特産である梨畑に囲まれた、緑豊かな立地。この通称「鎌スタ」は、今年開場20周年を迎えた。
球場を全面リニューアルし、内野スタンドのシートも一新。フィールド正面、テーブル付きで観戦ができるプレミアムシートや、グループで飲食しながら観戦できるファミリーボックスシート、球場全体を見渡せる最後列の屋根付きシートなど、人気シートが登場したことで、さらに快適に試合観戦できること間違いなしだ。
そして今回、2017年最後の鎌スタでのファーム開催の締めくくりとして、9月30日(土)、10月1日(日)のイースタン・リーグ公式戦(東京ヤクルト戦)にて、北の味覚満載の「鎌スタ☆北海道まつり2017」を開催。球場正面広場では、北海道にちなんだ飲食ブースが軒を並べる。鎌ヶ谷でのイベントでは定番となっている松尾ジンギスカンをはじめ、北海道産ジャガイモを使用したネギコロッケも販売。それ以外にもじゃがチーズやスープカレー、豚丼といくら丼のガッツリメニューに加え、ザンギ、札幌味噌ラーメンなど、北海道グルメが大集結。鎌スタでのファーム最終戦を盛り上げる。
鎌スタでは、通年にわたり様々なイベントが催されている。ゴールデンウィークには、化石発掘体験や、恐竜迷路などのアトラクションが楽しめる「鎌スタ☆恐竜王国」を開催。夏休みには、夏の祭典「鎌スタ☆祭2017」が行われ、球場正面広場にウォーターパークが登場するなど、子供たちを大いに楽しませた。「鎌スタ☆ミステリーナイト」では、花火大会、肝試しツアー、縁日、屋台などの出店で賑わいを見せた。
そしてここ鎌ヶ谷スタジアムの魅力の一つとして、選手寮である「勇翔寮」が敷地内に併設されていることも挙げられる。歩いてスタジアムまでを行き来する選手を身近に感じることができ、ウェルカムハイタッチや選手とふれ合えるイベントなどが豊富なこともファンにはうれしい。
7月19日に鎌ヶ谷スタジアムでのホーム通算500勝を達成し、設備やイベントの充実でファンを魅了し続けている北海道日本ハム。足を運べば、来季へ向けて、高い潜在能力の片鱗が垣間見える選手に出会えるかもしれない。今回のイベントをきっかけに、スタジアムへ足を運んでみてはいかがだろうか。
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