2018年ア・リーグ新人王の最終候補3名に選出されている大谷
エンゼルスの大谷翔平投手は2018年ア・リーグ新人王の最終候補3名に選出され、野茂英雄、佐々木主浩、イチロー以来となる日本人4人目の快挙に期待がかかる。そんな中、米メディア「ジ・アスレチック」のクリフ・コーコラン記者は大谷の新人王を猛プッシュしている。
コーコラン記者は今年は投票権を持っていないが全米野球記者協会のメンバーで、これまでも何度か各賞の投票を行っている。記事では「各賞を観察する。最終候補者たちが発表。勝者の行方は、そして勝者になるべき選手は誰か」と見出しを付けタイトル獲得者を予想している。
ア・リーグ新人王には大谷のほかには、ミゲル・アンドゥハーとグレイバー・トーレスのヤンキース内野手コンビの3名が最終候補に残っており米メディアでは様々な意見が飛び交っている。
同記者はアンドゥハーを新人王に推す声に対し、出塁率の低さ、課題の残る守備面から目をそらしていることを指摘。さらにデビュー時期も遅くシーズン途中怪我に見舞われたトーレスを支持するのは、アンドゥハーを支持するより更に難しいことだということにも言及している。
それらを踏まえ「受賞するべき選手、受賞することになる選手」に大谷翔平の名を挙げ「ここでの選択肢は間違いなくオオタニとなる。投手と打者の両面における彼の貢献度を合わせると、この23歳の選手は、球界で最も価値のある新人である」と大谷の受賞を断言。
さらに、投打の二刀流でメジャーリーグに衝撃を与えたポイントを含め「我々が両リーグを長年見てきた中で彼は最もユニークで、歴史的観点において最も重要な新人であった」と猛プッシュ。受賞者の発表は12日(日本時間13日)に行われるが、大谷は日本人4人目の快挙を成し遂げることができるのか注目が集まる。
(Full-Count編集部)
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