大谷翔平のMLB1年目に敵地メディアが脱帽「天才のシーズンは誇大広告通り」

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2018.11.1(木) 20:30

エンゼルス・大谷翔平※写真提供:Full-Count(写真:Getty Images)
エンゼルス・大谷翔平※写真提供:Full-Count(写真:Getty Images)

地元紙「デンバー・ポスト」が2018年のハイライト特集、大谷の活躍を称賛

 ルーキーイヤーにメジャーリーグで二刀流センセーションを巻き起こしたエンゼルスの大谷翔平投手。ア・リーグ新人王争いの最有力候補と評価される中、敵地メディアは2018年シーズンの総括企画で改めて高評価。「偉大なるベーブ・ルース以来の天才は誇大広告通り」と絶賛している。

 レッドソックスのワールドシリーズ制覇で幕を閉じた2018年のMLB。コロラドの地元紙「デンバー・ポスト」では「来年の展望とともにハイライト、歴史、大ブレイクのパフォーマンスを振り返る」と特集。今季のメジャーを彩った様々なイベントに、「Shohei Ohtani」も「熱狂を巻き起こしたルーキー」として登場した。

「野球界は偉大なるバンビーノ(ルースの愛称)以来、エンゼルスのショウヘイ・オオタニのような二刀流選手を目撃していなかった。この天才のシーズンはトミー・ジョン手術という落胆と共に幕を閉じたが、22本塁打、61打点、防御率3.31は誇大広告通りだった」

 特集ではこう伝えている。メジャーのほぼ全球団が争奪戦を展開したベーブ・ルース2世は右肘靭帯損傷で投手としての出番は10試合に終わった。シーズン終了後に手術を受けたが、終盤戦には故障を抱えながらホームランを連発。周囲の度肝を抜いた。

 同紙のお膝元のロッキーズの本拠地クアーズ・フィールドでも大谷は伝説を残している。5月8日の敵地ロッキーズ戦の試合前、フリー打撃で右翼スタンド3階席最後列まで大飛球を飛ばした。鉄柱に打球痕が刻まれ、信じられない“特大弾”は全米で大きな話題を呼んでいた。

 偉大なるベーブ・ルースの後継者に相応しいインパクトを残した大谷。米国でも語り継がれるルーキーイヤーとなった。

(Full-Count編集部)

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