いずれも「打ち勝つ野球」で五分の獅子と鷹。日本シリーズに王手をかけるのは

パ・リーグ インサイト

2018.10.20(土) 09:30

福岡ソフトバンクホークス・上林誠知選手(C)PLM
福岡ソフトバンクホークス・上林誠知選手(C)PLM

10月20日、「パーソル CS パ」ファイナルステージの第4戦がメットライフドームで行われる。19日の第3戦では、福岡ソフトバンク打線が爆発した。16安打15得点で埼玉西武を圧倒し、勝敗を2勝2勝の五分としている。日本シリーズ進出に王手をかけるのはどちらのチームか。重要な第4戦の見どころを挙げる。

【今季対戦成績】
埼玉西武→13勝12敗、福岡ソフトバンク→12勝13敗

【「パーソル CS パ」対戦成績】
埼玉西武→2勝2敗、福岡ソフトバンク→2勝2敗
※埼玉西武のアドバンテージ1勝を含む

【埼玉西武】今井投手 15試合、5勝5敗 78.2回、65奪三振、45失点 防御率4.81
【福岡ソフトバンク】東浜投手 17試合、7勝5敗 103回、83奪三振、42失点 防御率3.32

埼玉西武の先発は今季、ブレイクを果たした今井投手。福岡ソフトバンク戦では3試合に先発して2勝1敗と相性は悪くない。全試合で3失点以内に抑えているだけに、絶好調の鷹打線を抑える好投を見せたい。対する福岡ソフトバンクの先発は東浜投手だ。自身の好投でチームを勝利に導けるか。

埼玉西武の打線では、秋山選手に注目したい。レギュラーシーズンではチャンスメーカーとしても、ポイントゲッターとしても働いたが、このシリーズでは打率.083と振るわない。打ち勝つ野球が持ち味のチームであるだけに、復調が待たれる。対する福岡ソフトバンクは上林選手に注目だ。第3戦では先制3ランを含む3安打6打点の大暴れ。さらには本塁刺殺も披露した。第4戦でも、攻守でチームを盛り立てたい。

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