千葉ロッテがルーキー藤岡の決勝打で50勝到達。 1年目で100安打到達も「時間かかった」

Full-Count 細野能功

2018.8.21(火) 23:10

千葉ロッテ・藤岡裕大【写真:荒川祐史】
千葉ロッテ・藤岡裕大【写真:荒川祐史】

4回の二塁打が100安打目、5回には勝ち越しの適時打

■千葉ロッテ 6-4 埼玉西武(21日・東京ドーム)

千葉ロッテのルーキー藤岡裕大内野手が、チームに節目の50勝目をもたらした。21日、球団誕生50年目の“凱旋"試合となった東京ドームでの埼玉西武戦。6-4と逆転勝ちを収めた一戦で、勝ち越しの一打を放ったのが藤岡だった。

4万3284人の大観衆がスタンドを埋めた一戦。2点ビハインドで迎えた5回、岡の適時打で同点に追いつくと、ルーキーがこれに続いた。

今季12勝をマークする埼玉西武先発の多和田に2ボール2ストライクと追い込まれたが、決め球のフォークに食らいついて右前へ。これが逆転のタイムリーに。さらに中村にも3ランが飛び出し、この回大量6得点と埼玉西武打線のお株を奪った。

「岡さんが粘ってつないでくれた。いい流れだったので、流れを切るわけにはいかないと思った」と藤岡。井口資仁監督も「なかなか追いついても、追い越せない場面があったが、しっかり追い越した。いい形で記念の試合に勝てた」とルーキーの働きぶりに目を細めた。

得点には結びつかなかったが、4回に放った右翼線二塁打が今季100安打目。井口監督は「全試合出ているし、100安打は優に超えてもらわなければ困る。もっと、もっと打てる選手だと思う」と評した。

ルーキーとして節目となる一打を放った藤岡本人は「思ったより(100安打までは)時間がかかった。1試合1本と思い100試合以内で何とかと思っていました。(試合数を超える)143安打を」と気持ちを新たにしていた。

記事提供:Full-Count

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