埼玉西武・オリックス、合わせて13投手が登板。息詰まる投手戦は決着つかず延長12回引き分け

パ・リーグ インサイト

2018.8.16(木) 22:18

スタンドに挨拶をするオリックス・バファローズの選手たち(C)PLM
スタンドに挨拶をするオリックス・バファローズの選手たち(C)PLM

8月16日、メットライフドームで行われた埼玉西武とオリックスのカード最終戦は、延長12回、1対1で引き分け。両軍の投手陣が奮闘を見せ、最後まで相手の勝ち越しを許さなかった。

1回表、3番・中島選手が左中間を割る適時打を放って、オリックスが3試合連続の先制点を挙げる。初回に動きを見せた試合だったが、以降は両先発が投げ合う投手戦となった。

援護をもらったオリックスの先発・ディクソン投手は、6回まで埼玉西武打線を無失点に抑え込む。埼玉西武・今井投手も6回1失点の好投で、試合は1対0のまま終盤の攻防へ。

7回裏、ディクソン投手は2死3塁とされたところで降板。一打同点の場面でマウンドへ上がった山田投手は、四球を1つ許すが後続を切って見事火消し。継投策がハマり、オリックスが同点のピンチを無失点で凌ぐ。

このままオリックスが逃げ切るかと思われたが、埼玉西武が8回裏に反撃した。オリックスの3番手・岩本投手から4番・山川選手が特大の34号ソロ。同点に追い付き、土壇場で試合を振り出しに戻す。

逆転を目論む埼玉西武は、9回表をヒース投手、10回表をマーティン投手、11回表を野田投手、12回表を齊藤大投手の4投手が無失点リレー。対するオリックスは9回裏を山本投手、10回裏を比嘉投手、11回裏を岸田投手の継投で無失点でつなぎ、12回裏は守護神の増井投手が締めて試合終了。埼玉西武とオリックスのカード最終戦は、1対1で引き分けに終わった。

投手陣が延長12回を投げ抜くハイレベルな投手戦を展開し、両軍は1勝1敗1分で3連戦を終えた。

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