9月20日、みずほPayPayドームで行われた福岡ソフトバンクとオリックスの第22回戦は、4対0で福岡ソフトバンクが勝利した。
福岡ソフトバンクの先発は有原航平投手。初回、四球と安打で1死1、3塁のピンチを招くも、後続を2者連続三振に仕留める。2回以降は、3イニング連続で3者凡退に打ち取るなど尻上がりに調子を上げ、8回まで2塁を踏ませない好投を披露。8回113球2安打1四球7奪三振無失点でマウンドを降りた。
有原投手の好投に応えたい打線は2回裏、死球と牧原大成選手の犠打などで2死2塁から、周東佑京選手の適時二塁打で先制に成功。続く3回裏には、今宮健太選手に6号ソロが飛び出し、リードを2点に広げた。
さらに8回裏には、1死2塁から栗原陵矢選手が17号2ランを放ち、スコアは4対0に。4点リードの最終9回表は、ヘルナンデス選手がマウンドに上がる。連打で1死1、2塁とされるも、後続を空振り三振と二飛に打ち取り、試合を締めた。
勝利した福岡ソフトバンクは、先発・有原航平投手が8回2安打無失点でリーグトップタイの13勝目をマーク。打線は今宮選手、周東選手がそれぞれ2安打1打点をマークしている。一方敗れたオリックスは、先発・田嶋大樹投手が7回100球5安打2四死球3奪三振2失点の力投も、打線が4安打無得点と相手投手陣を打ち崩すことができなかった。
123456789 計
オ 000000000 0
ソ 01100002X 4
オ ●田嶋大樹-山岡泰輔
ソ ○有原航平-ヘルナンデス
文・横山蒼
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