千賀投手が8回途中9奪三振。福岡ソフトバンクが北海道日本ハム戦の連敗を完封で止める

パ・リーグ インサイト

2018.8.10(金) 21:14

福岡ソフトバンクホークス・千賀滉大投手(C)PLM
福岡ソフトバンクホークス・千賀滉大投手(C)PLM

8月10日、ヤフオクドームで行われた福岡ソフトバンクと北海道日本ハムのカード初戦は、投打の歯車が完璧にかみ合った福岡ソフトバンクが5対0で完勝。先発した千賀投手が8回途中9奪三振無失点の快投を見せ、対北海道日本ハムの連敗を「7」で止めた。

試合は初回から動きを見せた。1回裏、2死1塁で打席に向かった4番・デスパイネ選手が、北海道日本ハム・上沢投手の甘く入った変化球を豪快にフルスイング。完璧な当たりは、そのまま左翼席中段に飛び込む先制の24号2ランとなった。

援護をもらった福岡ソフトバンク先発・千賀投手は、やや高めに球が浮く場面があったものの、150キロを超える直球と代名詞のフォークを軸に、北海道日本ハム打線を無得点に抑え込む。対する上沢投手も、先制を許してからは一転して安定感を取り戻し、追加点を許さない。初回以降は、両エースによる投手戦が展開された。

5回裏、福岡ソフトバンクが試合を決めにかかる。1死満塁と絶好機を演出すると、2死から5番・中村晃選手が1,2塁間を破る適時打。大きな2点を追加し、スコアを4対0とした。

意地を見せたい北海道日本ハムは、8回表、連打や四球で2死満塁の絶好機を演出。福岡ソフトバンクの2番手・嘉弥真投手から代打・鶴岡選手が安打性の当たりを放ったが、ここは中堅手・柳田選手の好捕もあって得点とはならず。

相手の反撃を封じ込めて、完全に試合の主導権を握った福岡ソフトバンクは8回裏、代打・長谷川勇選手の適時打でさらに1点を追加し、リードを5点に広げる。そして続く9回表は、3番手・森投手が北海道日本ハム打線の攻撃を3人で終わらせて試合終了。福岡ソフトバンクと北海道日本ハムのカード初戦は、5対0で福岡ソフトバンクが完封勝ちを収めた。

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