8月7日、ZOZOマリンスタジアムで行われた千葉ロッテと福岡ソフトバンクの第13回戦。福岡ソフトバンクは先制を許した直後にデスパイネ選手の同点2ランで追い付くと、松田選手が終盤に貴重な勝ち越し打を放ち、チームの連敗を止めた。
試合開始直後に中断するほどの強い雨に見舞われたZOZOマリンスタジアム。再開後にも何度もグラウンド整備が行われる厳しいコンディションのなか、2回裏に試合が動いた。先頭の4番・井上選手が左中間へ19号ソロをかっ飛ばすと、5番・角中選手も4号ソロで続く。豪快な2連発で千葉ロッテが先制に成功する。
直後の3回表、福岡ソフトバンクは2番・牧原選手の安打で1死1塁とし、4番・デスパイネ選手が左翼席へ23号2ランを放ち、あっという間に同点に。両4番に豪快な一発が飛び出し、序盤に2点ずつを奪い合う。
試合中盤は互いに走者は出すものの得点はならず。迎えた7回表、福岡ソフトバンクは中村晃選手の四球と内川選手の安打で好機を作ると、7番・松田選手が適時打を放ち、3対2と勝ち越しに成功する。
先発の東浜投手は4回2失点でマウンドを降りるも、5回から登板した石川投手が3イニングスを無安打に抑える好リリーフ。8回は加治屋投手、9回は森投手とつないで1点のリードを継投で守り切り、連敗ストップ。借金を1に減らし、千葉ロッテとかわって3位に浮上した。
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