小川龍成の押し出し四球でサヨナラ! 千葉ロッテが19年ぶりの10連勝

パ・リーグ インサイト

2024.5.31(金) 22:27

千葉ロッテマリーンズ・小川龍成選手(C)パーソル パ・リーグTV
千葉ロッテマリーンズ・小川龍成選手(C)パーソル パ・リーグTV

 5月31日、ZOZOマリンスタジアムで行われた千葉ロッテと阪神の「日本生命セ・パ交流戦2024」第1回戦は、5対4で千葉ロッテが勝利した。

 千葉ロッテの先発・美馬学投手は初回、先頭に安打を浴びたが、後続を断って無失点に。しかし2回表、2死2、3塁のピンチを背負うと、坂本誠志郎選手の適時内野安打で先制を許す。

 打線は3回裏、友杉篤輝選手の安打、和田康士朗選手の四球で無死1、2塁の好機を演出。続く荻野貴司選手が併殺打に倒れるも、2死3塁から小川龍成選手がセーフティスクイズを決め、同点に追い付く。さらに4回裏、無死3塁から安田尚憲選手の犠飛で勝ち越し。なおも2死1、2塁から和田康士朗選手が適時打を放ち、3対1とした。

 美馬投手は2回以降、無失点で切り抜けていたが、6回表に前川右京選手に同点の1号2ランを被弾。1死1塁で代わった菊地吏玖投手がこの回をしのぐも、7回表に前川選手に適時打を浴び、勝ち越しを許した。以降は高野脩汰投手が2イニングを無失点でつなぐ。

 1点ビハインドで迎えた9回裏、先頭の友杉選手が安打で出塁。犠打と連続四球で1死満塁の好機をつくると、高部瑛斗選手の犠飛で4対4。土壇場で追いつき試合は延長戦へ。

 10回表を鈴木昭汰投手が無失点でつなぐと、直後の10回裏、2死から友杉選手が安打で出塁し、和田選手の四球と岡大海選手の安打で2死満塁に。続く小川選手がサヨナラとなる押し出し四球を選び、試合終了。千葉ロッテが5対4でサヨナラ勝利を収め、2005年以来19年ぶりの10連勝を記録した。なお、友杉選手が4安打、小川選手が2安打2打点をマークしている。

  12345678910 計
神 0100021000 4
ロ 0012000011X5

神 青柳晃洋-島本浩也‐石井大智‐桐敷拓馬‐岩崎優‐ゲラ-●漆原大晟
ロ 美馬学‐菊地吏玖‐高野脩汰‐○鈴木昭汰

文・西嶋葵

関連リンク

試合詳細/動画
【動画】小川龍成がセーフティスクイズを決める!
里崎智也が語る、千葉ロッテの交流戦
千葉ロッテに“入団”のYUSEI選手がチーム練習に初参加

記事提供:

パ・リーグ インサイト

この記事をシェア

  • X
  • Facebook
  • LINE