2月25日、ユニオンですからスタジアム宜野湾で行われた横浜DeNAと東北楽天のオープン戦第1回戦は、2対4で東北楽天が敗戦した。

　東北楽天は3回表、黒川史陽選手の二塁打などで2死2塁の好機をつくると、山田遥楓選手の適時打で1点を先制する。

　しかし5回裏、2番手・古謝樹投手が先頭打者への四球を皮切りに1死1、3塁のピンチを招き、西巻賢二選手の犠飛で同点に追い付かれる。6回裏にも同様のピンチをつくった後2死まで追い込むも、戸柱恭孝選手、林琢真選手に連続適時打を浴び、2点の勝ち越しを許した。

　7回表に1死2塁から石原彪選手が適時打を放ち、1点を返したが、直後の7回裏。3番手・則本昂大投手が先頭・勝又温史選手に三塁打、楠本泰史選手に連続適時打を浴び1失点。2点を追う9回表は2死から黒川選手が安打で出塁するも、平良竜哉選手が打ち取られ、2対4で敗戦した。

　敗れた東北楽天は、先発・瀧中瞭太投手が3回2安打無四死球2奪三振無失点と好投したものの、古謝投手が3回7安打3失点、則本投手が1回2安打1失点と粘れず。一方の打線は1点を返した7回表に、なおも1死満塁の好機をつくりながらも後続が倒れ、一気に逆転とはならなかった。

　 １２３４５６７８９ 計
楽 ００１０００１００ ２
デ ００００１２１０Ｘ ４

楽 瀧中瞭太-●古謝樹‐則本昂大‐吉川雄大
デ 平良拳太郎-深沢鳳介-○徳山壮磨‐S小園健太

文・西嶋葵

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