7月5日、13時から函館で行われる北海道日本ハムと埼玉西武の首位攻防戦。3日に行われた試合では4回までに5得点を挙げた埼玉西武がそのままリードを守り切って勝利した。ゲーム差は「2」と、両軍ともに落とせない一戦の見どころを挙げていく。
【今季対戦成績】
北海道日本ハム→6勝5敗、埼玉西武→5勝6敗
【北海道日本ハム】上原投手 7試合、1勝0敗 19.1回、13奪三振、8失点 防御率3.72
【埼玉西武】多和田投手 13試合、8勝3敗 83.2回、54奪三振、38失点 防御率3.87
北海道日本ハムの予告先発は上原投手だ。前回登板の福岡ソフトバンク戦では5回1失点の力投も援護点に恵まれず、地元・沖縄での白星とはならなかった。ここまで先発した3試合で2失点、1失点、1失点と好投しているが全て5回でマウンドを降りている上原投手。5日はより長いイニングを投げて今季2勝目をつかみたい。
北海道日本ハム打線では中田選手に注目。3日の試合では10安打を放ちながらわずか2得点と抑え込まれた中、4打数3安打1四球と、再三の好機を演出した。6月の月間打率は.333をマークするなど、気温の上昇とともに数字を上げてきている中田選手。5日の試合でもキャプテンとして2年ぶりの優勝を狙うチームを引っ張ることができるか。背番号「6」の快打に期待したい。
対する埼玉西武の予告先発は多和田投手。前回登板のオリックス戦では6回5失点と大きく崩れたが、打線に大量援護をもらってチームトップタイの8勝目を手にした。5月は防御率4点台、6月は5点台と崩れるシーンが目立ってきている多和田投手。5日の登板では相手打線をしっかり抑えて自らの力で白星を手にしたい。
埼玉西武打線では中村選手に注目したい。3日の試合に8番・三塁で出場した中村選手は、第1打席に先制の4号2ランを放つと、第2打席では2死から二塁打を放って2得点をアシストした。今季は開幕から苦しんでいたが、6月27日に2本塁打を放つなど夏に向けて徐々に状態を上げてきている。復活を期すベテランはこのまま活躍を続けることができるか。5日の試合でも快音を響かせたい。
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