Aクラスをかけたし烈な直接対決。見応え十分の争いはどちらに軍配が上がるか

パ・リーグ インサイト

2018.7.1(日) 09:30

千葉ロッテマリーンズ・角中勝也選手(C)PLM
千葉ロッテマリーンズ・角中勝也選手(C)PLM

7月1日、ヤフオクドームで行われる福岡ソフトバンクと千葉ロッテのカード最終戦。6月30日に行われたカード2戦目は、投打がかみ合った千葉ロッテが勝利。再び3位・福岡ソフトバンクとのゲーム差を「1」に縮めた。このまま千葉ロッテが連勝するか、福岡ソフトバンクがカード勝ち越しを決めるか。1日の試合の見どころを挙げていきたい。

【今季対戦成績】
福岡ソフトバンク→5勝4敗、千葉ロッテ→4勝5敗

【福岡ソフトバンク】バンデンハーク投手 12試合、5勝5敗 73.2回、69奪三振、41失点 防御率4.76
【千葉ロッテ】酒居投手 7試合、1勝2敗 37.2回、16奪三振、27失点 防御率6.45

福岡ソフトバンクは先発マウンドにバンデンハーク投手を送る予定だ。先発投手陣の柱の一人だが、今季は思うような成績が挙げられていない。前回登板では7回4失点と崩れたが、なかなか勝利につながらない要因としてリーグワースト2位タイの13被本塁打が挙げられる。2戦で3本塁打を献上している千葉ロッテの一発を防ぎ、相手に流れを渡さない投球を披露したい。

野手陣では正捕手・甲斐選手に注目だ。千葉ロッテの先発が予定されている酒居投手には4月15日の試合で3安打を放つ活躍を見せており、1日の試合でも打撃に注目が集まる。さらにパ・リーグ盗塁阻止率1位を誇る、自慢の「甲斐バズーカ」で積極的走塁が目立つ千葉ロッテの足攻を抑え込みたい。

千葉ロッテの先発は酒居投手の登板が予定されている。昨年5勝を挙げた期待の若手右腕だが、今季はここまで7試合で1勝2敗、防御率6.45と不振に陥っている。再昇格後、初先発となった6月17日の巨人戦では6回1失点と好投したものの、6月24日の埼玉西武戦は6回5失点と試合を作ることができなかった。上位進出を狙い、状態を上げているチームとともに、自身の状態も上げていけるか。

千葉ロッテ打線では、つなぎの4番・角中選手に注目したい。6月30日の試合でも5打数3安打、3打点、1本塁打の活躍でチームの勝利に貢献。5月19日の試合では、バンデンハーク投手から犠飛と適時二塁打を放っており、1日の試合でも同様の活躍を見せられるか。

記事提供:

パ・リーグ インサイト

この記事をシェア

  • X
  • Facebook
  • LINE