3月26日、バンテリンドームで行われた中日と千葉ロッテのオープン戦は、2対8で千葉ロッテが敗北した。

　千葉ロッテ打線は初回、先頭の荻野貴司選手が安打で出塁。続く中村奨吾選手が適時二塁打を放ち、幸先よく先制に成功する。

　先発のマウンドに上がったのは美馬学投手。初回こそ3者凡退に抑えるも、2回裏に同点ソロを浴びる。さらに3回裏には3失点を喫し、なおも2死満塁としたところで降板。後を受けた廣畑敦也選手も相手打線の勢いを止められず、この回だけで6点を失う。

　4回以降の救援陣は5回裏にぺルドモが1失点を喫するも、6回裏からは坂本光士郎投手、益田直也投手、中森俊介投手が無失点リレーを見せる。打線は9回表に2死3塁から暴投で1点を返すも、反撃はここまで。2対8で千葉ロッテが敗れた。

　千葉ロッテは、先発・美馬投手が2.2回64球6安打無四球7失点と乱調。一方で、4番手の坂本投手、6番手の中森投手が1イニングを3者凡退に抑えた。打線は中村奨選手が2安打1打点。チーム全体で8安打を放つも、2得点のみとつながりを欠いた。

　 １２３４５６７８９ 計
ロ １０００００００１ ２
中 ０１６０１０００Ｘ ８

ロ ●美馬学-廣畑敦也-ぺルドモ-坂本光士郎-益田直也-中森俊介
中 ○福谷浩司-鈴木博志-森博人

文・谷島弘紀

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