パ・リーグ選手出身地ランキング最新版! 野球王国はどこだ!?

パ・リーグ インサイト

2021.11.19(金) 19:30

2021年出身地ランキング 野球王国はどこだ!(C)PLM
2021年出身地ランキング 野球王国はどこだ!(C)PLM

 熱狂的な野球ファンなら誰もが一度は調べるであろう選手の出身地。今季、パ・リーグ球団に所属する現役選手は484名(各チーム今季最終戦時点で所属していた選手)。プロ野球選手を多く輩出する都道府県はどこだろうか。

 今回はその出身地に関して、「パ・リーグ.com」を基に2021年最新版をまとめてみた。とりわけ同郷の選手は、たとえ敵チームであっても応援してしまうファンも多いはずだ。あなたの同郷のよしみは誰だろうか。この機会にチェックしてみてはいかがだろうか。

都道府県ランキング最新版!上位5都府県は……?

1位 大阪府 40人
2位 千葉県 28人
3位 東京都 27人
3位 神奈川県 27人
5位 兵庫県 25人

 40人を輩出する大阪府が2位以下を大きく突き放してトップの座に立った。次いで千葉県が28人で2位。3位には、千葉県より1人少ない27人で、都道府県の総人口ランキングで1位の東京都と2位の神奈川県が入った。5位には兵庫県がランクインする結果になった。

1位・大阪府は強打者を輩出し続ける「打者王国」

 大阪府は多くの名選手を輩出する名実ともに言わずと知れた「野球王国」。その現役選手のラインナップを見てみると中村剛也選手(大東市)や森友哉選手(堺市)、浅村栄斗選手(大阪市)、安田尚憲選手(吹田市)など各球団でチームの顔として活躍する強打者が揃う。さらに藤原恭大選手(豊中市)や太田椋選手(羽曳野市)など未来を担う打者たちが名を連ねていることから「打者王国」と言えそうだ。ちなみに球団別で見ると楽天に最多の10人、次いで千葉ロッテが9人で、大阪出身選手の約半数が2球団に集中していることがわかる。

「投手王国」は千葉県

 千葉県出身の現役選手を見ていくと28人のうち、なんと23人が投手だった。涌井秀章投手(松戸市)や上沢直之投手(松戸市)、早川隆久投手(横芝光町)など先発ローテーションの一角として活躍する投手陣から、唐川侑己投手(成田市)や岩嵜翔投手(船橋市)ら各チームに欠かせない救援陣が輩出されている。そんな「投手王国」千葉出身の打者も侮るなかれ。球界屈指のバットコントロールを誇る近藤健介選手は千葉市出身である。

「打者王国・大阪」と「投手王国・千葉」に待ったをかける東京・神奈川

 シティ・ボーイと呼べそうだ。東京都出身の選手では、帝京高校出身の杉谷拳士選手(練馬区)は言わずもがな。福岡ソフトバンクの開幕投手・石川柊太投手(品川区)や鳥谷敬選手(東村山市)、今季限りで引退する松坂大輔投手(江東区)も東京出身だ。日本一の大都市らしくタレント揃いである。
 
 一方の神奈川県は、若い選手が揃っている印象。ドラフト1位の松井裕樹投手や松本裕樹投手、田中正義投手を輩出(いずれも横浜市)。野手では埼玉西武の2020年ドラ1・渡部健人選手も横浜市出身だ。

出身地ランキング「47都道府県完全版」

パ・リーグ現役選手出身地ランキング(C)PLM
パ・リーグ現役選手出身地ランキング(C)PLM

 母国を離れてプレーする外国出身選手は41名。内訳は、アメリカが最多で17人(北海道日本ハム・野村佑希選手を含む)。続いてキューバが9人、ドミニカ共和国が6人、台湾が5人となっている。メキシコ、プエルトリコ、ベネズエラからもそれぞれ1人ずつが日本球界でプレーしている。埼玉西武・佐野泰雄選手は球界では珍しいタイの出身だ。外国出身の選手はこちらから!

 そして何より気になる同郷のよしみ。パ・リーグ.comの「パ・リーグ選手出身地検索」でみなさんの故郷にどんな選手がいるかチェックしてみてはいかがだろうか。

文・岡絃哉
イラスト・出内テツオ

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