9月15日、PayPayドームで行われた福岡ソフトバンクと千葉ロッテの第18回戦は、5対4で千葉ロッテが勝利。千葉ロッテは引き分けを挟んで6連勝とし、マジック点灯へさらに前進した。
千葉ロッテは初回、四球で出塁した荻野貴司選手が暴投の間に2塁へと進むと、菅野剛士選手がきっちりと犠打を決めて1死3塁の先制機をつくる。すると、中村奨吾選手がセンターへ適時打を放ち、先制点を奪った。3回表には、2死1、3塁から角中勝也選手、エチェバリア選手に連続適時打が生まれ、2点を追加した。
先発の美馬学投手は3回裏、2死2塁から柳田悠岐選手に26号2ランを被弾。1点差に詰め寄られると、4回裏にはデスパイネ選手にも3号ソロを許し、同点に追い付かれた。さらにこの回、今宮健太選手に逆転打を浴びたところで降板。1死1、3塁から救援登板した鈴木昭汰投手が連続三振でピンチを断ち切った。
6回表、1死1、2塁の得点機を演出すると、藤岡裕大選手の適時打で同点に追いつく。なおも1死満塁と好機を拡大したが、荻野貴選手、菅野選手が打ち取られ追加点とはならなかった。しかし7回表、1死2塁から角中選手にこの日2本目の適時打が生まれ、勝ち越しに成功した。
再びリードして迎えた7回裏以降は、国吉佑樹投手、佐々木千隼投手、益田直也投手が1イニングずつを抑え、5対4で試合終了。勝利した千葉ロッテは、美馬投手が3.1回4失点と思うような投球ができなかったが、打線が粘り強くつないで終盤に逆転。守護神の益田投手は前日の試合と併せて5者連続三振を奪う圧巻の投球を披露した。
一方敗れた福岡ソフトバンクは、先発のC.スチュワート・ジュニア投手が3回4安打3四球3失点で降板。板東湧梧投手が0.1回1失点、甲斐野央投手も回またぎで失点と、継投が上手くはまらなかった。
123456789 計
ロ 102001100 5
ソ 002200000 4
ロ 美馬学-鈴木昭汰-○ハーマン-国吉佑樹-佐々木千隼-S益田直也
ソ C.スチュワート・ジュニア-松本裕樹-板東湧梧-●甲斐野央-岩嵜翔-森唯斗
文・吉村穂乃香
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