8月22日、京セラドーム大阪で行われたオリックスと埼玉西武の第18回戦は、10対3で埼玉西武が快勝。連敗を「3」で止めた。
埼玉西武は初回、オリックスの先発・山崎福也投手の立ち上がりを攻めたてる。先頭・外崎修汰選手、源田壮亮選手、森友哉選手の3者連続安打で無死満塁の絶好機をつくると、続く4番・中村剛也選手が初球を左中間スタンドへ放り込み、10号満塁本塁打で幸先よく4点の先制に成功する。
3回表には、この回からマウンドに上がったオリックスの2番手・増井浩俊投手から中村選手の安打、四球などで2死2、3塁の好機をつくると、8番・岸潤一郎選手が左翼席に飛び込む7号3ランを放ち、この回一挙3得点。さらに続く4回表、2死から中村選手の適時二塁打で1点を追加し、埼玉西武が勝利への執念を見せる。
援護を受けた先発の先発・與座海人投手は2回裏、連続四球などで1死1、2塁のピンチを招くと、7番・来田涼斗選手の適時打、続く伏見寅威選手の犠飛で2失点。しかし以降は危なげない投球で2塁を踏ませず、5回2安打3四死球2奪三振2失点の内容でマウンドを降りた。
6点リードの埼玉西武は継投策に入ると、6回裏を平井克典投手、7回裏を増田達至投手が無失点に。8回裏は水上由伸投手が無失点で切り抜け、これがパ・リーグ新人記録を更新する初登板から14試合連続無失点をマークした。
9回表には、オリックスの5番手・漆原大晟投手から栗山巧選手、山川穂高選手の安打、四球などで無死満塁とすると、岸選手の打球が敵失を誘い1点を追加、さらに山田遥楓選手に適時打が生まれ、試合を決定づける。9回裏はギャレット投手が1点を返されるも、10対3で試合終了。埼玉西武が快勝した。
勝利した埼玉西武は、與座投手が5回2安打2失点の粘投で今季初白星。打線では中村選手が自身のプロ野球記録を更新する22本目の満塁弾をマーク。3安打猛打賞5打点の活躍でチームの勝利に大きく貢献した。7号3ランを放った岸選手はこの日、甲子園16強入りを果たした母校、明徳義塾高校の後輩たちにエールを送る一発となった。一方敗れたオリックスは、山崎福投手が2回6安打4失点と先発の役目を果たせず、打線も5安打3得点に終わった。
123456789 計
西 403100002 10
オ 020000001 3
西 ○與座海人-平井克典-増田達至-水上由伸-ギャレット
オ ●山崎福也-増井浩俊-山田修義-能見篤史-漆原大晟
文・山本理絵
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