6月10日、タマホームスタジアム筑後で行われた福岡ソフトバンクと中日のウエスタン・リーグ公式戦第11回戦は、9対0で福岡ソフトバンクが勝利。連勝でカード勝ち越しを決めた。
福岡ソフトバンクの先発は笠谷俊介投手は、直球と変化球を織り交ぜて中日打線を翻弄。5回1安打1四球7奪三振無失点の好投を見せ、一軍復帰へアピールに成功した。
打線は1回裏、1死から2番・海野隆司選手が二塁打で出塁すると、3番・上林誠知選手の適時二塁打で幸先よく先制。さらに、4番・リチャード選手からも適時打が生まれ、中日先発の高橋宏斗投手から2点を奪う。2回裏には、安打と死球などで1死2、3塁のチャンスをつくると、海野選手の内野ゴロの間に1得点。続く上林選手が2打席連続の適時二塁打を放つと、リチャード選手にも適時打が飛び出し、5対0とリードを広げた。
打線は攻撃の手を緩めない。3回裏は、先頭の7番・佐藤直樹選手が三塁打で出塁すると、8番・野村大樹選手の適時打で追加点。さらに1番・周東佑京選手の適時打、内野ゴロの間に得点を重ねて高橋宏斗投手をノックアウト。5回裏には、2死1、2塁から代打・小林珠維選手が適時打を放ち、9対0と大量リードで試合を折り返す。
6回表から継投に入った投手陣は、奥村政稔投手、田中正義投手、渡邉雄大投手が1イニンずつ無失点で抑えると、9回表を椎野新投手が締めて試合終了。勝利した福岡ソフトバンクは、笠谷投手が5回無失点と完璧な投球を見せると、リリーフ陣も無失点でつないだ。打線では、上林選手が2本の適時二塁打を放ち、復調の兆しを見せた。
123456789 計
中 000000000 0
ソ 23301000X 9
中 ●高橋宏斗-上田洸太朗-石川翔-垣越建伸-三ツ間卓也-岡田俊哉-佐藤優
ソ ○笠谷俊介-奥村政稔-田中正義-渡邉雄大-椎野新
文・木村圭
◇ファームの中継を観るならパーソル パ・リーグTV。6球団の本拠地主催試合を放送中!
https://tv.pacificleague.jp/page/smp/service/
関連リンク
・【ファーム】6/10 イーグルス対ファイターズ結果
・【ファーム】6/10 ライオンズ対スワローズ結果
・6/10 ファイターズ対タイガース結果
・6/10 イーグルス対ドラゴンズ結果
・6/10 ライオンズ対ベイスターズ結果
・6/10 マリーンズ対スワローズ結果
・6/10 バファローズ対ジャイアンツ結果
・6/10 ホークス対カープ結果
記事提供: