マルティネスが移籍後初登板初勝利! 17安打13得点の福岡ソフトバンクが快勝

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2021.5.1(土) 17:43

福岡ソフトバンクホークス・マルティネス投手(C)パーソル パ・リーグTV
福岡ソフトバンクホークス・マルティネス投手(C)パーソル パ・リーグTV

 5月1日、京セラドーム大阪で行われたオリックスと福岡ソフトバンクの第8回戦は、13対0で福岡ソフトバンクが勝利。サヨナラ負けを喫した前試合の雪辱を果たした。

 福岡ソフトバンクは初回、連打で得た無死1、2塁の好機で3番・グラシアル選手に適時打が飛び出し幸先よく先制すると、さらに4番・栗原陵矢選手の適時打で1点を追加。中村晃選手も続いて無死満塁と好機を拡大し、敵失策で2点を挙げる。この回先頭から5連打、4得点の猛攻で序盤から主導権を握った。

 大きな援護を受けた今季初登板のマルティネス投手は、走者を出しながらも無失点に抑える好投を披露。その力投に応えた打線は3回表、6番・甲斐拓也選手の安打などで2死1、2塁と好機を作ると、8番・松田宣浩選手に3号3ランが飛び出して7点差に。続く4回表は、2番・柳田悠岐選手の6号ソロ、6回表には、1番・周東佑京選手が「久しぶりにいい打撃が出来た」と右翼スタンドに飛び込む2号ソロで、9対0とリードを広げた。

 6回裏のマウンドに上がったマルティネス投手は、無死1、2塁のピンチを無失点で抑え、6回98球、5安打1四球4奪三振無失点でマウンドを後に託した。7回裏は津森宥紀投手、8回裏は高橋純平投手が無失点で切り抜ける好投を見せる。

 攻撃の手を緩めない打線は9回表、途中出場の高田知季選手が今季初安打を放つと、真砂勇介選手、牧原大成選手の適時打で追加点を奪う。さらに、今宮健太選手にも先発全員安打となる適時打が飛び出し、この回4点を追加。9回裏は、杉山一樹投手が無失点で抑え、完封リレーを完成させた。
 
 勝利した福岡ソフトバンクは、先発・マルティネス投手が今季初勝利とともに、移籍後初勝利を収めた。打線は、3本塁打を含む17安打13得点と今季初の2桁得点で圧倒した。一方、敗れたオリックスは、先発・増井投手が5回77球、10安打1四球2奪三振8失点と乱調。杉本裕太郎選手がマルチ安打を記録するものの、つながりを欠き、今季初の完封負けを喫した。

  123456789 計
ソ 403101004 13
オ 000000000 0

ソ ○マルティネス-津森宥紀-高橋純平-杉山一樹
オ ●増井浩俊-阿部翔太-山崎颯一郎-K-鈴木-鈴木優

文・岡絃哉

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