オリックスと埼玉西武の「KANSAI CLASSIC」最終戦。先頭打者が勝利のカギを握る

パ・リーグ インサイト

2018.5.3(木) 09:32

5月3日、京セラドーム大阪ではオリックスと埼玉西武のカード最終戦が行われる。2日の2戦目では埼玉西武が初回から4点を先制し、中押し点も挙げて大きくリードしたが、阪急ユニホームのオリックス打線が反撃。見事な逆転勝利を収めた。「KANSAI CLASSIC」最終戦となる3日の試合。「阪急」が同一カード3連勝を決めるか。「西武」か待ったをかけるのか。見どころを挙げていく。

【今季対戦成績】
オリックス→2勝3敗、埼玉西武→3勝2敗
【昨季対戦成績】
オリックス→14勝、埼玉西武→11勝

3日の予告先発はオリックスが金子千尋投手、埼玉西武が十亀投手だ。金子千尋投手はここまで4試合に登板して0勝3敗、防御率5.75と振るわない。前回登板の4月24日の北海道日本ハム戦でも、大田選手に2本塁打を浴び、4回途中4失点で敗戦投手となった。現在今季初の3連勝と好調なチームの波に乗り、まずはどんな形であれ初勝利を挙げたい。

十亀投手は現在自身3連敗中。前回登板の4月26日の福岡ソフトバンク戦では先制点を許すと、同点となった直後に松田選手に勝ち越し3ランを浴びて敗戦投手となり、チームの連勝も止めてしまった。今度はその腕で、チームの同一カード3連敗を阻止したい。

また、好調の両打線だが、カギになるのがイニングの先頭打者だ。2日の試合のビッグイニングでは、両チームとも先頭打者が出塁して得点を導いている。

今年、復刻ユニホームを着用した試合では3試合0勝3敗と波に乗れない埼玉西武だが、3日は首位の意地を見せて再び上昇気流に乗りたいところだ。一方、オリックスは「KANSAI1 CLASSIC」最終日を勝利で飾り、4連勝のいい流れで福岡に乗り込みたい。

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