平井克典が7回1失点の好投で今季3勝目! 接戦を制した埼玉西武がカード勝ち越し

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2021.4.11(日) 17:15

埼玉西武ライオンズ・平井克典投手(C)パーソル パ・リーグTV
埼玉西武ライオンズ・平井克典投手(C)パーソル パ・リーグTV

 4月11日、ZOZOマリンスタジアムで行われた千葉ロッテと埼玉西武の第3回戦は、2対1で埼玉西武が勝利。接戦を制した埼玉西武が逆転勝利でカード勝ち越しを決めた。

 埼玉西武の先発・平井克典投手は、初回から毎回走者を許すもテンポ良く無失点で切り抜ける。しかし3回裏、1番・荻野貴司選手、マーティン選手の連打でピンチを迎えると、続く中村奨吾選手の内野ゴロの間に先制を許した。

 千葉ロッテの先発・鈴木昭汰投手に封じ込まれていた埼玉西武打線だったが、4回表に2番・源田壮亮選手が安打と2度の盗塁で1死3塁の好機を作ると、中村剛也選手の犠飛で1点を返し、試合は振り出しに。5回表には、7番・佐藤龍世選手の安打で出塁し、暴投の間に3塁へ進むと、続く山田遥楓選手がきっちり犠飛を放ち、勝ち越しに成功。スコアを2対1とし、試合の流れを手繰り寄せる。

 援護を受けた平井投手は、7回5安打1四球8奪三振1失点の内容で救援陣にマウンドを託す。8回裏は2番手・平良海馬投手が2死満塁のピンチを切り抜けると、9回裏は増田達至投手が締めくくり2対1で試合終了。

 勝利した埼玉西武は、先発の平井投手が巧みな投球術で千葉ロッテの反撃の芽をつみ、今季負けなしの3勝目をマーク。一方敗れた千葉ロッテは、先発の鈴木投手が7つの三振を奪うなど粘りの投球を見せるも、打線が平井投手を攻略できず。8回裏に2死満塁の絶好機を作ったが、生かすことはできなかった。

  123456789 計
西 000110000 2
ロ 001000000 1

西 ○平井克典-平良海馬-S増田達至
ロ ●鈴木昭汰-田中靖洋-ハーマン-河村説人-東條大樹

文・山本理絵

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