福岡ソフトバンクが若手投手の奮闘で完封勝利! 4年目・田浦文丸がプロ初勝利

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2021.4.11(日) 16:48

福岡ソフトバンクホークス・田浦文丸投手(C)パーソル パ・リーグTV
福岡ソフトバンクホークス・田浦文丸投手(C)パーソル パ・リーグTV

 4月11日、楽天生命パーク宮城で行われた楽天と福岡ソフトバンクの第3回戦は、2対0で福岡ソフトバンクが勝利。2試合連続引き分けで迎えたカード第3戦を制した。

 序盤は両先発の好投が続いた。楽天はルーキー・早川隆久投手がピンチを招きつつも、要所を締める投球を披露。一方の福岡ソフトバンクは、松本裕樹投手がリリーフから中2日での登板ながらも、力強い投球を見せ、両者無得点のまま3回を終える。

 試合が動いたのは4回表。福岡ソフトバンクは、柳田悠岐選手の安打を皮切りに1死1、2塁の好機を作ると、デスパイネ選手の適時二塁打で1点を先制する。松本投手は、4回裏に1死満塁のピンチを背負うも、後続を切って取り、4回70球2安打無失点の内容で役割を全うした。

 福岡ソフトバンクは、1対0の5回裏から継投策へ。高橋純平投手が1イニング、田浦文丸投手が2イニングを無失点で踏ん張ると、8回裏にはモイネロ投手が登板。2つの四球で一打同点の場面を迎えるも、浅村栄斗選手、鈴木大地選手を抑え、虎の子の1点を守り続ける。

 打線は9回表、7番・中村晃選手が適時二塁打を放ち、貴重な追加点を挙げる。2対0とリードを広げた9回裏は守護神・森唯斗投手が締めて、試合終了。勝利した福岡ソフトバンクは、先発・松本投手を筆頭に、5投手による継投策が成功。3番手・田浦文丸投手がプロ初白星をマークした。一方敗れた楽天は、先発・早川投手が6回途中6安打7奪三振1失点の好投。打線は中盤以降毎回のように走者を置くも、あと一本が出なかった。

  123456789 計
ソ 000100001 2
楽 000000000 0

ソ 松本裕樹-高橋純平-○田浦文丸-モイネロ-S森唯斗
楽 ●早川隆久-安樂智大-宋家豪-酒居知史

文・岩井惇

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