【オリックス紅白戦】能見篤史が2回完全投球、ルーキー中川颯、阿部翔太は1回0封と新戦力が躍動

パ・リーグ インサイト

2021.2.19(金) 17:20

オリックス・バファローズ 能見篤史投手(C)パーソル パ・リーグTV
オリックス・バファローズ 能見篤史投手(C)パーソル パ・リーグTV

 2月19日、SOKKENスタジアムで行われたオリックスの紅白戦で、今季入団したプロ17年目の能見篤史投手兼任コーチや、2020年ドラフト4位ルーキーの中川颯投手、同6位の阿部翔太投手ら新戦力が実戦デビューを果たした。

 紅組の先発を務めた能見投手は、2回打者6人に対し25球、無安打3奪三振無失点の好投を披露。降板後のインタビューでは、「しっかり腕は振ろうと思っていた。2イニング目はカウント負けが多く、それをすると苦しいかな」と、完全投球ながら反省も口にした。

 注目のルーキーは、それぞれ5番手として登板。6回表に登板した阿部投手は、先頭の5番・モヤ選手、7番・宜保翔選手に安打を許したが、捕手・若月健矢選手の盗塁阻止にも助けられ、1回2安打無失点で登板を終えた。

 一方6回裏に登板した中川颯投手は、1死から廣澤伸哉選手に二塁打を許すも、続く田城飛翔選手の投ゴロで2塁走者をアウトにする好守を披露。最後は捕手・頓宮裕真選手が盗塁を阻止して、1回1安打無失点で降板した。

 打線では、紅組・紅林弘太郎選手が特大本塁打、白組の先発マスクを被った松井雅人選手が2安打とアピール。また、紅組・中川圭太選手、白組・福田周平選手がスクイズを決めるなど、小技もみられた。

紅 能見篤史-吉田一将-山田修義-鈴木優-中川颯-榊原翼
白 宮城大弥-比嘉幹貴-金田和之-富山凌雅-阿部翔太-吉田凌

文・東海林諒平

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