キャンプ初日は「自分のペースを崩さずに」とブルペン入りせず
楽天のドラフト1位ルーキーで最速155キロ左腕の早川隆久投手(早大)は2日、沖縄・金武町でのキャンプ2日目にして初めてブルペン入り。捕手を立たせて2、3球、座らせて37球を投じた。
この日、早川がマウンドに上がった昼頃の金武町は、好天で最高気温22度で上がった前日とは違い、小雨が舞い、やや肌寒かった。全てセットポジションで、捕手の下妻を相手にストレートを投げ込んだ。石井一久GM兼監督が見守り、終了後話し込む場面もあった。
早川は前日のキャンプ初日には、涌井、岸、則本昂、松井ら主力が意欲的にブルペンで投げ込んだのを横目に、あえてブルペン入りせず。「キャンプがどういう形で進んでいくのか、流れを知った上でブルペンに入りたい」と説明していた。「自分のペースを崩さずにやっていこうと思っているので、周りに流されないように、自分の意思や計画を持ってやっていければと思います」と、新人らしからぬ、いい意味でのマイペースぶりを見せていた。
(宮脇広久 / Hirohisa Miyawaki)
記事提供: