好調の北海道日本ハムか、不調の福岡ソフトバンクか。ポイントは中軸と下位打線

パ・リーグ インサイト

2018.4.11(水) 09:31

昨夜のゲームは北海道日本ハムが終始リードを握り続け、昨季覇者を4対1で下してカード初戦をものにした。今日の試合では北海道日本ハムが一気にカード勝ち越しを決めるか。それとも福岡ソフトバンクが対戦成績を五分に持ち込むか。この試合の注目ポイントを挙げていく。

【今季対戦成績】
福岡ソフトバンク→0勝1敗0分、北海道日本ハム→1勝0敗0分
【昨季対戦成績】
福岡ソフトバンク→17勝、北海道日本ハム→8勝

予告先発として発表されているのは、福岡ソフトバンクがバンデンハーク投手で、北海道日本ハムが高梨投手。ともに今季初登板では、力投を見せるも白星とはならなかった。

昨季、13勝を挙げたバンデンハーク投手だが、北海道日本ハム戦では1勝4敗、防御率4.64と苦戦。一昨年も防御率5.21となっており、苦手な相手であると言い切って良いだろう。明日はこの苦手な相手にどこまで抵抗を見せられるかがポイントとなる。

一方の高梨投手は昨季、福岡ソフトバンクを相手に1勝2敗、防御率5.59とこちらも苦戦。一昨年は3勝0敗、防御率1.86と抑え込んでいただけに、今季はルーキー時代の投球を取り戻し、鷹封じといきたい。

打線からは、福岡ソフトバンクは中軸。北海道日本ハムは下位打線をそれぞれ注目ポイントとして推奨したい。福岡ソフトバンクは未だに本来の破壊力が見られていない。特に、2番・今宮選手、3番・柳田選手、4番・内川選手、5番・デスパイネ選手の状態の悪さが気になる点だ。

昨日のゲームでデスパイネ選手がようやく今季1号を放ったものの、それ以外の打席では凡退となった。この4選手による上位打線で好機を生み出せなければ、得点機会も増えない。

対する北海道日本ハムは7番・横尾選手が適時打を含む2安打。8番・清水選手が早くも3号となる本塁打を含む2安打を放った。上位には4割を超える打率をキープしている近藤選手がいるだけに、下位打線が好機を生み出し、上位につないでいきたい。

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