6月27日、杉本商事バファローズスタジアム舞洲で行われたウエスタン・リーグ公式戦、オリックス対福岡ソフトバンク17回戦は、3対3で引き分けに終わった。
オリックスの先発・寺西成騎投手は初回、2安打で2死1、3塁のピンチを招くが、後続を打ち取り無失点で切り抜ける。以降は四球で走者を背負う場面がありながらも、6回まで安打は許さない投球を続ける。
打線は6回裏、茶野篤政選手、遠藤成選手の連打と宜保翔選手の犠打で1死2、3塁の好機から、野選で1点を先制。しかし直後の7回表、寺西投手が2死から3連打で2点を失い、逆転を許したところで降板。代わった山田修義投手は後続を断ち、無失点で切り抜けた。
8回裏に池田陵真選手の2号ソロで同点に追いつくも、直後の9回表、4番手の山崎颯一郎投手が、2死満塁から石見颯真選手に適時打を浴び、勝ち越しを許す。それでも9回裏、四球と宜保選手の安打で1死1、3塁から、池田選手の適時打で同点に追い付き、試合は延長戦へ。
10回表は古田島成龍投手が無失点でつなぐと、10回裏1死満塁から、デール選手の左飛の間で3塁走者が生還を試みるも、好返球に阻まれ3対3で試合終了。先発の寺西投手は6.2回111球5安打無四死球3安打7奪三振2失点の内容。途中出場の池田選手が本塁打含む2安打2打点をマークしている。
福岡ソフトバンクは、先発の又吉克樹投手が6回4安打2四死球4奪三振1失点。庄子雄大選手が2安打2打点、山本恵大選手が2安打の活躍を見せた。
12345678910 計
ソ 0000002010 3
オ 0000010110 3
ソ 又吉克樹-木村大成-宮里優吾-岩井俊介-宮崎颯
オ 寺西成騎-山田修義-井口和朋-山崎颯一郎-古田島成龍
文・薗田陽和
【ファーム】寺西成騎が6.2回5安打2失点 池田陵真は9回裏に同点打
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2025.6.27(金) 17:02
