高橋礼が7回1安打無失点の快投! 一発攻勢で得点を重ねた鷹が連夜の白星

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2019.10.20(日) 21:44

福岡ソフトバンクホークス・松田宣浩選手(C)パーソル パ・リーグTV
福岡ソフトバンクホークス・松田宣浩選手(C)パーソル パ・リーグTV

 10月20日、ヤフオクドームで行われた福岡ソフトバンクと巨人の「SMBC日本シリーズ2019」の第2回戦は、6対3で福岡ソフトバンクが勝利。投打のかみ合った試合運びで、対戦成績を2勝0敗とした。

 1回表、福岡ソフトバンクの先発・高橋礼投手は、巨人打線を10球で3者凡退に仕留める上々の立ち上がりを披露。2回以降も低めを丁寧に突く投球で1本の安打も許さず、5回までスコアボードにゼロを並べ続ける。

 好投する高橋礼投手を援護したい打線は5回裏、ここまで無安打に封じられていた巨人・メルセデス投手から、6番・松田宣浩選手の安打、7番・中村晃選手の四球で2死1,2塁の好機を得る。しかし、続く内川聖一選手が右飛に打ち取られて得点を挙げることはできず。両チームとも得点がないまま、試合は後半へと進む。

 こう着状態の続いた試合が動いたのは7回裏。福岡ソフトバンクは、この回から登板した巨人・大竹寛投手に対し、敵失と5番・グラシアル選手の安打で1死1,3塁とする。この場面で、6番・松田宣選手がバックスクリーンへ飛び込む3ランを放ち、一挙に3点を先制した。

 リードした福岡ソフトバンクは、8回表から2番手・モイネロ投手が登板し、1イニングを3者凡退に打ち取る好投を見せる。すると、直後の8回裏に3番・柳田悠岐選手のソロ本塁打、5番・福田秀平選手の2ランが飛び出して3点を追加。最終回を前に6対0とリードを広げた。

 9回表、福岡ソフトバンクは3番手・高橋純平投手が1死満塁のピンチを招くと、代わって登板した4番手・森唯斗投手が2本の適時打で3点を失う。しかし、最後は7番・山本泰寛選手を遊ゴロに打ち取って試合終了。3本塁打で6得点を挙げた福岡ソフトバンクが、巨人の追撃を振り切って6対3で勝利。日本シリーズにおける本拠地での連勝を14に伸ばし、対戦成績を2勝0敗とした。

文・成田康史

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