日本ハムのドリュー・バーヘイゲン投手（３３）が３０日、万全の調整を強調した。先発する３１日の西武戦（ベルーナＤ）へ、キャッチボール、ダッシュなどで最終調整。１７日のオリックス戦（京セラＤ）以来、２週間ぶりの１軍登板へ「体の状態はいい感じですし、いい準備は進められてきた。登板が楽しみ」と自信をのぞかせた。

　大粒の汗を流しながらも、柔らかな笑顔が状態のよさを物語っていた。調整登板となった２４日の２軍・ＤｅＮＡ戦（横須賀）では３回１安打無失点と好投。「感覚は悪くないし、調整登板の内容も結果もよかった。不安要素はない」と語った。

　ベルーナＤでは今季初登板となる。傾斜などを確認した右腕は「エスコンに比べたら結構平たい。でも鎌ケ谷と同じ感じかなと。鎌ケ谷で結構投げてきたので、特に苦手意識はない」とうなずいた。ようやく状態を上げてきた助っ人が、本来のピッチングで勝負の秋へはずみをつける。

（山口　泰史）

関連ニュース

・【日本ハム】勝利でも新庄剛志監督は守備に不満「勝った気せんね」
・【日本ハム】清宮幸太郎が止まらない　先制の１０号３ランで３年連続２桁本塁打「やり返してやろうと」
・【日本ハム】加藤貴之　８７１日ぶりのベルーナＤで４連勝目指す…３０日・西武戦
・【日本ハム】三塁定着の郡司裕也が今季１１６戦目で初マスク「インスタ開いたら…」意外？な反響も
・【日本ハム】山崎福也が４敗目　不運な形からの被弾にも「ホームランを打たれている僕の責任」