オリックス・山本由伸 最後まで勝ち切るために惜しまない努力/スタートダッシュに成功

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2022.4.26(火) 12:01


オリックス・山本由伸

 4月19日のソフトバンク戦(京セラドーム)で連勝が18で止まったものの好スタートを切っているのは間違いない。昨季、沢村賞を受賞したエース・山本由伸が、チームの開幕連敗記録に終止符を打った。

 自身2度目の開幕投手を務めた3月25日西武戦(ベルーナ)で、8回無失点と好投。今季1勝目を飾った。チームは2010年を最後に11年間、開幕白星がなく10連敗中(11年は引き分け)。仮に11連敗となれば、2リーグ分立後では1990~01年の阪神に並ぶプロ野球ワースト記録となるところだった。

「とにかく勝つことが一番大切。開幕からチームを勢いに乗せる投球ができればと思っていました。1つ勝ててホッとした気持ちです」

 昨季は18勝を挙げ、悲願の25年ぶりリーグ優勝に導いた。だが、日本シリーズではヤクルトに敗れ、悔しさを味わった。今年こそ、日本一という頂に立つ──。そんな思いを胸に、今オフは午前5時半に起床して練習時間を確保。最後の最後まで勝ち切るため、努力を惜しまなかった。

 4月2日の日本ハム戦(京セラドーム)で今季2勝目をマークすると、9日のロッテ戦(ZOZOマリン)で、自身18連勝の球団新記録を打ち立てた。7回9安打(6四死球)も2失点に封じる“超”粘投で、今季3勝目。強風が吹き荒れる敵地で制球が定まらず、6四死球を与えるも、球団新記録となるレギュラーシーズン自身18連勝を記録した。チームがコロナ感染に見舞われる中、圧巻の投球術で、背番号18が窮地を救った。

 見据えるのはリーグ連覇と日本一。歓喜の胴上げまで、懸命に腕を振り続ける。

写真=BBM

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