伊藤大海、大関友久、水上由伸、西口直人 パ・リーグ6球団 オールスターに推薦したい選手は?

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2022.7.9(土) 10:01

今年は7月26日にPayPayドーム、27日に坊っちゃんスタジアムで開催されるオールスター。6日にはファン投票最終結果が発表され、ロッテ・佐々木朗希の初出場も決まった。今後、監督推薦などで出場選手が固まっていくが、果たしてパ・リーグ6球団で夢の祭典に推したい選手は?
記録は7月8日現在

北海道日本ハムファイターズ



日本ハム・伊藤大海

 10勝を挙げたルーキーイヤーに続き、2年目も先発ローテーションを担う伊藤大海。球宴のファン投票では先発投手部門で5位にランクインした。14試合に登板してチームトップの6勝をマーク、うち2勝は完封で飾っている。7月2日のオリックス戦(札幌ドーム)でも「勝つには完封しかない」と、エース・山本由伸との投げ合いを9回無失点で制した。圧巻は、12球団の規定投球回到達投手の中で唯一、被本塁打ゼロであること。スライダー、スプリット、カットボールなど多彩な変化球に加えて、今季は画面から消えるほどの超スローカーブにも挑戦して打者を翻弄している。追いロジンや気迫を前面に押し出す投球スタイルで球場を沸かせるパフォーマンス力も球宴向きだ。

福岡ソフトバンクホークス



ソフトバンク・大関友久

 登板を重ねるごとに頼もしさを増す大関友久。チームを代表しての球宴進出にも期待がかかる。開幕先発ローテーション入りして迎えたプロ3年目の今季は、一時配置転換され中継ぎで手応えを得た。5月7日のロッテ戦(ZOZOマリン)でプロ初完封。その後もしっかりと試合をつくり、6月25日の日本ハム戦(PayPayドーム)で2度目となる完封を無四死球で果たした。ここまで6勝は千賀滉大、東浜巨に並ぶチームトップタイの成績だ。長いイニングを投げ抜くため、いろいろと工夫しながらマウンドに上がっている。自分の理論があり、考えを形にできるのが左腕の魅力。球宴出場となれば、リーグ戦同様、しっかりとした組み立てで、セ・リーグの強打者たちを打ち取ってくれるはずだ。

埼玉西武ライオンズ



西武・水上由伸

 ライオンズ“勝利の方程式”、防御率0点台トリオの一角を占める右腕だ。昨年、四国学院大から育成ドラフト5位で入団した水上由伸。5月に支配下に昇格すると29試合に登板して防御率2.33と結果を残した。開幕一軍入りを果たした今季は主に7回のマウンドへ。平良海馬、増田達至につなぐ貴重な役割を担い、ここまで34試合登板で防御率0.81と抜群の安定感を披露している。右打者の内角へ臆さずツーシームを投げ込むが、辻発彦監督も「ピンチになっても動じない。逆に楽しんでいる雰囲気を出す」と驚嘆するメンタルの強さが武器。身長176センチと上背はないが、存在感は抜群だ。

東北楽天ゴールデンイーグルス



楽天・西口直人

 走者を背負った難しい場面で登板することも多いが、6月8日の広島戦(楽天生命パーク)から1カ月以上、11試合連続無失点を継続中なのが西口直人だ。今季はここまで30試合に登板して2勝0敗12ホールド、防御率2.49、被本塁打ゼロと安定した投球を続けている。細身だった体は年々パワーアップしており、ストレートの球速は常時150キロを超えるほどにスケールアップした。フォークボールの割合が増えたことで、打者が真っすぐへの対処に苦労している印象だ。球界の中ではまだまだ無名の存在だが、オールスター初出場で全国のファンにアピールしたいところだ。

オリックス・バファローズ



オリックス・山岡泰輔

 先発陣を支えるのは、山本由伸だけではない。山岡泰輔が1点台の防御率をマークするなど安定した投球で先発ローテーションの柱として奮闘している。昨年、右ヒジを痛めてシーズン中に手術を受け、日本シリーズに中継ぎで復帰。今季も先発、救援の両にらみでスタートし、今季初登板は中継ぎ登板も、以降は先発に。多彩な変化球で打者を翻弄し、駆け引きも楽しみ右腕。球宴は力と力の勝負のイメージも強いが、投球術に長ける右腕がマウンドに上がれば配球の妙も楽しめる。2019年以来、3年ぶりに変幻自在の球種を夢の舞台で見てみたい。

千葉ロッテマリーンズ



ロッテ・益田直也

 昨年を含めて過去4度オールスターに出場している守護神が、今年も選出されても不思議ではない。今季も開幕から9回のマウンドに君臨して、33試合に登板。4年連続となる20セーブを挙げた、タフネス右腕は最速150キロ超を計測する直球に、決め球・シンカーで打者を翻弄するが、一本立ちの際にバランスを崩しかける“変則投球モーション”でも打者のタイミングを崩す。勝敗をそこまで重視しない球宴では、”変則モーション”を繰り出す可能性も十分。出場すれば、楽しみは投じるボールだけではない。

写真=BBM

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