◇千葉ロッテ対東北楽天 第14回戦(29日・ZOZOマリンスタジアム)
千葉ロッテの種市篤暉投手が7回121球6安打5四死球5奪三振2失点の力投を披露した。
中9日での先発のマウンドとなった種市投手は初回、1死から四球を与えるも後続を併殺に打ち取り無失点で立ち上がる。2回表は3者凡退に抑えると、3回表は2安打で2死1、3塁と得点圏に走者を背負うも、小深田大翔選手を空振り三振に仕留めた。さらに4回表は、わずか10球で退けたが、5回表に2死満塁で押し出しの死球を与え、先制点を献上。6回表にも、1死3塁から犠飛で追加点を与えた。
それでも、種市投手は7回表、2死1、3塁のピンチを招くも、最後はボイト選手を見逃し三振に仕留め、この回でマウンドを降りた。チームは7回裏に1点を返すも反撃及ばず、惜しくも敗戦投手に。7月は3試合に登板し、防御率.4.66(試合開始前時点)と低調気味だったが、自身は2試合連続となるHQSをマークするなど、少しずつ調子を上げている。次回登板でも、試合をつくる好投に期待したい。
◇種市篤暉投手 コメント
「状態が良くなかった中で最低限7回行けたことは良かったと思いますし、寺地の配球のおかげでもあると思います。毎回ですが点を取られる時はやっぱり四球が絡んでくるのでそこをどうにか減らしていかないといけないと思います」
文・横山蒼
種市篤暉が7回121球2失点の力投 白星付かずも2試合連続HQS
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2025.7.29(火) 22:08
