7月8日、京セラドーム大阪で行われたオリックスと福岡ソフトバンクの第10回戦は、9対1で福岡ソフトバンクが勝利した。

　福岡ソフトバンク打線は3回表、牧原大成選手、野村勇選手の安打などで1死満塁とすると、近藤健介選手の3号満塁ホームランで先制。5回表には、柳町選手の安打と2四球で2死満塁から、ダウンズ選手、海野隆司選手の適時打連続適時打で4点を追加した。

　先発の有原航平投手は、初回を3者凡退に仕留める立ち上がり。3回裏、中川圭太選手に6号ソロを被弾するも、それ以外は要所を締めた投球を披露。5回裏に再び3者凡退とすると、6回、7回も無失点に抑え、7回102球7安打2四死球1奪三振1失点でマウンドを降りた。

　8回表には、近藤選手の適時打でスコアは9対1に。8回裏からはヘルナンデス投手、川口冬弥投手がそれぞれ1イニングを無失点でつなぎ、試合終了。有原投手が6勝目をマークすると、打線では、近藤投手が通算100号本塁打を含む2安打5打点の活躍で、チームは3連勝を飾った。

　一方敗れたオリックスは、先発・エスピノーザ投手が5回104球7安打5四死球3奪三振8失点の内容。打線は計8安打も、得点は本塁打のみとつながりを欠いた。なお、西野真弘選手が2安打をマークしている。

　 １２３４５６７８９ 計
ソ ００４０４００１０ ９
オ ００１００００００ １

ソ ○有原航平-ヘルナンデス-川口冬弥
オ ●エスピノーザ-本田圭佑-古田島成龍-片山楽生

文・西嶋葵

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