村田怜音がプロ初本塁打&西川愛也が自身初の6安打 両軍譲らず引き分け

パ・リーグ インサイト

2025.8.2(土) 22:36

埼玉西武ライオンズ・村田怜音選手 ©パーソル パ・リーグTV
埼玉西武ライオンズ・村田怜音選手 ©パーソル パ・リーグTV

 8月2日、ベルーナドームで行われた埼玉西武と千葉ロッテの第15回戦は、5対5の引き分けで終了した。

 埼玉西武は初回、西川愛也選手の安打や敵失策などで無死2、3塁とし、1死からネビン選手の犠飛で1点を先制。

 しかし先発・與座海人投手は3回表、安打と四球で1死1、3塁から寺地隆成選手に同点打を浴びる。直後の3回裏に、西川愛也選手の勝ち越し7号ソロで援護を受けるも、4回表に上田希由翔選手の1号2ランで逆転を許した。それでも5回表は3者凡退に打ち取り、続く6回表、先頭・西川史礁選手に二塁打で2死2塁としたところで降板。ここは、代わった羽田慎之介投手が、無失点で切り抜けた。

 1点を追う7回表は佐々木健投手が3人で退ける。すると7回裏、デービス選手の四球や犠打で2死2塁とし、敵失策の間に本塁に生還。なおも2死2塁の好機で、西川愛也選手が適時打を放ち、勝ち越しに成功した。

 1点リードの8回表はウィンゲンター投手が無失点でつないだが、9回表に平良海馬投手が安田尚憲選手に同点打を浴び、再び試合は振り出しに。さらに10回表、山田陽翔投手が、藤岡裕大選手に勝ち越しの適時二塁打を許した。1点ビハインドで迎えた10回裏、1死から代打で村田怜音選手が登場。プロ初本塁打が飛び出し、再び同点に追い付いた。

 5対5の11回表は、甲斐野央投手が3人で退けると、12回表は黒木優太投手も無失点投球。しかし迎えた最終12回裏は、1死1、2塁の好機を生かせず、同点のまま試合が終了した。埼玉西武は、與座投手が5.2回76球5安打2四死球2奪三振3失点。打線は、西川選手が初の6安打をマークしている。

 一方千葉ロッテは、先発・木村優人投手が6.2回106球5安打2四球4奪三振4失点(自責点1)の内容。打線は9回表、10回表に勝負強さを発揮し、なんとか引き分けに持ち込んだ。なお、西川史礁選手と藤原選手が2安打を放っている。

  123456789 101112計
ロ 001200001 100 5
西 101000200 100 5

ロ 木村優人-高野脩汰-小野郁-横山陸人-横山陸人-益田直也-澤田圭佑
西 與座海人-羽田慎之介-佐々木健-ウィンゲンター-平良海馬-山田陽翔-甲斐野央-黒木優太

パ・リーグ順位表/個人成績

関連LIVE配信

特集
特集
パ・リーグ.com ニュース

村田怜音がプロ初本塁打&西川愛也が自身初の6安打 両軍譲らず引き分け